ぐっどないとみゅうじっく
もくじ|きのう|つぎの日 |社会の窓
2004年05月09日(日) |
ラセン〜VOL.1@下北沢440〜 |
長谷川京子とMEGUMIにせまられる夢を見た。 にやけながら目覚めたような気が…お莫迦。
『報道2001』で田中康夫が竹村健一にベタ誉めされてた。 しゃべり方が気持ち悪くとも 言ってることはきちんと理解できる。 余計な例えを出さなきゃもっといいのになぁ。
そぼ降る雨の中、下北沢へ。 数件お店を覗いた後でmona recordsでちょっと休憩。 キーマカレーを少しもらって食べたけど旨かった。 CD売り場をウロウロしてたらマーガレットズロースの 御三方がお店に入ってきた。 「後で観に行きますよ」と心の中で伝える。
ラセン VOL.1@下北沢440。 出演は二階堂和美/PIPIN/マーガレットズロース/24ページ(from京都)。 最初に24ページ。 「この間高校卒業しました〜」とでも言わんばかりな 若さあふれるグループ。 アコギ、キーボード、エレキギターの形態と思いきや ドラムを叩いたり、打ち込みを使うなどかなり変則的な形態。 3声でハモられた時にゃあびっくりした! どの曲でもコーラスがきちんとしていて心地よかった。 続いてPIPIN。 女性のエレキの弾き語り。 その世界は確立しているけれど、僕が好きになるものではなかった。 お次に二階堂和美。 CDを聴いて「どんな声の出し方をしているのだろう?」 とずっと不思議に思っていたので期待していた。 …が、聴いていても言葉が入ってこない。 「CDの方がよかった」と寂しい感想を言わざるを得ない。 それでも「いくつもの花」「脈拍」の最後2曲はよかった。 トリにマーガレットズロース。 彼らの惨敗。それでも僕らの勝ちではない。 戦わずして平井くんは逃げてしまったように思えた。 これまで何回か観たライブの中で、彼は戦っているのが解った。 ステージに上がれるか否かの状態で、何とか這い上がって 搾り出しているものを聴いていた。はずだった。 岡野くんのベースも、粕谷くんのドラムもよかったが 平井くんだけ駄目だった。 それだけでもバンドが駄目だったってことになる。 数メートルのところにいるのに叫んでいる声が聴こえない。 怪獣に負けてしまったヒーローのような虚しさが胸に残った。 こんなライブが続くんじゃ、しばらく観たくない。 この『ラセンVOL.1』はどこまでも下に降る螺旋だった。
■今日のこの1枚 も一度、斉藤和義『青春ブルース』 彼の唄もいいけど、彼の叩いてるドラムが好きだ。 ちゃんと唄っているのが解る。 同じくサポートで叩いている森信行(元くるり)のドラムも 唄っている。 みんな唄わなきゃダメなんだ。言葉に出さなくとも。
|