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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年08月31日(日) 夏の終わりに

 土曜日、世界水泳で金メダルを取った北島選手の実家の前を通る。お家はお肉屋さん。聞くところによると、少し前までは肉屋が花屋に変わるくらい花がすごかったらしい。今は少しは落ち着いたみたいだけど、それでも訪れる人は多い。

 夜から林矢子@MOMOCafeへ。マンションの一室のようなちいさい部屋の扉を開けると『かなりやとわたし』が流れていた。これをリリースしたのは去年のことなのに、もう何年も前のことのような気がした。
 あかりを消して蝋燭に火をともし、『かなりや』ではじまる。場所の大きさに関係なく、あっという間に部屋の隅々までその声が徐々に浸透していく。中でもめずらしく座って歌った新曲『ときめき』はとてもよかった。目をつむり耳を澄ますと、波の音が聞こえてくるようだった。
 久々に聞いた『夢の浮橋』もやはり好きな唄だ。新しい唄を聴きたいのはもちろんだけど、それと同じくらいに今までの唄にも思い入れもあるので、どちらも聴いていきたい。歌っている途中に、ひこうきの音が外から聞こえた。この詞の中の彼女がいた屋上からも、ひこうきが見えたような気がする。最後の『感覚の夜』までのあっという間の1時間。もの足りないわけじゃなく、あともう少しだけ聴いていたかったな。

 もう、随分と涼しくなった。一番好きな季節が何事もなかったように終わっていく。今日はさいたま県知事選だったけど、行かなかった。僕は投票権持っていない。「英嗣はまだ16だから〜♪」…なのではなく住民票を移していないから。こういうのっていけないよなぁ。


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