ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年07月13日(日) ごっちゃんです!

 人間沈むと次は浮かんでくるもので、少しだけ気が楽になった。でも、いい時もあれば悪い時もあるって考え方は元来好きじゃないし、いい時のことだけしか考えない。これって欲張り?

 金曜の夜に池袋の『藩』でわい子ちゃんとご飯。金曜の夜で何の店も混んでいたけど、ここだけはいつも空いてる。なかなか落ち着いた店。和風のチヂミと桜えびの春巻きが美味しかった。話はいつものように恋愛話が主なのだけど、つくづく僕はおしゃべりなのだなと、後から思う。しゃべりまくるのではなく、言わなくてもいいことまでしゃべってしまう無口のおしゃべり。一番性質が悪い。余計なことを言わないなんて余計なことをまた言っちまった。
 しあわせを感じるか否かで、僕はよく感じると答えた。それは些細なことだけど、日常の何でもないものに感じるんではなく、やはり何かアクションを起こした時。普段の生活で「生きてるって素晴らし〜」って感じるには未だ遠い。ただ、自分の中で満足してしまう時もあるから、それはそれでしあわせ者なのかも。その一瞬があれば本当に他に何もいらない。それを日常にしたい。

 今日は昼過ぎから祖母の家でキンモクセイの剪定。たまたま両親も来ていたので、父と話しながらやる。もうそろそろ父を助けるくらいの歳になるのに、逆に心配されてばかりだ。情けない。
 終わってから祖母と話している内に祖父の話を聞く。祖父は僕が産まれてまもなく亡くなったので、記憶にはない。写真で見るとものすごい身体が大きくで、関取並みの体格をしていた。東映に勤めていて、東映の会長が高見山の後援会長をやっていたこともあり、高砂部屋とも付き合いが多くあった。それで優勝した時や何かの折に貰った反物を見せてもらった。それから作った浴衣を祖父はよく着ていた。他には東映絡みで市川右太衛門から貰った反物もあったらしい。これは祖母でも着られるような柄だったという。
 僕も浴衣か甚兵衛を作ってもらおうと思ったのだけど、久しく作ってないからちょっと敬遠がちのお返事。残念…。それに四股名入りの反物だし、僕が相撲部屋の人と間違えられても…ねぇ。でも、ちょっと着てみたかったな。
 初めて聞く話や、自分がどのようにして今此処にいるのか知る切欠にもなる話を聞くのは面白い!ただ、今祖母はちょっと足を痛めているのでそれが心配。


街に出て「おすもうさんだ!」と違和感なく指差されても困る…。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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