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2003年07月03日(木) リゲイン対決

 佐藤浩市か時任三郎か迷った挙句、時任三郎を観る。今宵のドラマ、TBSの『高原へいらっしゃい』とフジの『Drコトー診療所』の話。交互に観ていたんだけど、やはり『高原〜』はキャストに違和感を感じてしまう。それも初代のイメージが強すぎて、誰に対しても役不足を感じてしまう。以前にやってたおばさん(名前わがんね)の「オレがよぅ」という田舎の人独特の訛りがイメージで焼き付いてしまっている。井川遥と市川実和子も、どちらかを引き立たせるには中途半端な気がする。以前は由美かおると池波志乃で、きちんと由美を引き立たせることで、池波も役が立ってきていた。それとは別に前の主役だった田宮次郎が猟銃自殺をしたことを最近知り、驚いた。
 『Drコトー〜』は吉岡秀隆が主役なんだけど、誰を観るかって言ったら時任に目が行く。吉岡は脇に濃い人があっての、主役なんだと思う。『北の国から』然り。時任はここ3、4年芸能活動から離れ、子育ての為に外国で生活していた。あまり普通の会社勤めの父親が出来ることではないけれど、そう言うのっていいな。それでもその後、テレビの世界が彼を必要としているってすごい。
 佐藤浩市と時任三郎、このリゲイン対決の軍配は如何に!?

 その後にビデオに録ってあった『情婦』(1957年、監督ビリーワイルダー)を観る。この時代のものは最後に必ずどんでん返しがあるのだけど、それが観ていて気持ちいい。でもやっぱり、愛憎劇の終幕は殺すしかないのね。

 一昨日からいつもとはちょっと違う景色を行く。7年ぶりの道。おつかいの途中の一瞬を瞼に焼き付けて、今宵は眠る。


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