ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年04月26日(土) サイレンが鳴り響く

サイレンが鳴り響く 傷つける意味を知る前に
殺す事を覚えたのは サイレンが鳴り響く
シオン『サイレン』

 朝、選挙演説と救急車のサイレンで起こされる。演説も今日が最終日だと思うと、少しは我慢が出来る。しかし、演説の騒音と票の集まりは比例するのか。そんなに目立ちたきゃあ一歩下がれば良いのに。サイレンの音ももう少し小さくはならないかと思うのだけど、救急車を待っている人には遠くから聞こえるその音に少しは安心するのかもしれない。もちろん本当に待っている本人にはその音が届いてなかったりする場合もあるのだけれど。その前に「おまえの唄も騒音だ!」と隣人に思われてはいないか。

 全く違うことを口では言い傷つけ合いながら、ふたりは同じことを考えている。そう勝手に思っている。自分からやさしく出来る人、やさしくされたからやさしく出来る人、やさしくされてもやさしく出来ない人。一体僕は何をしたいのだろう。僕のやさしさは機嫌のいい時だけなのか。


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