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| 2003年04月20日(日) | 夕暮れの虹で僕らは |
朝から選挙演説カーに起こされる。でも、選挙には行かない。僕はこの街の住人であって住人ではない。住所変更をしていないから。かと言って先週、地元の選挙の投票に行った訳でもないし、第一誰が出るのかも知らない。ないない尽くしの言い訳で、結局は不真面目なのだなぁと自分に対して思う。
『サンデージャポン』にサスケが出ていた。レスラーとしていいとしても、人として思いっきり厭になった。言動が軽率過ぎる。
夕方から出掛け、祖母と寿司。奢ったつもりが、お土産に食料品を買ってもらい、却って悪いことしたかなと思う。いつもこうだ。それでもたまに逢ってこうやって食事をしたり、おしゃべりをしたりするのを喜んでくれているのを感じる。嬉しい。
土曜の夕方、東の空に虹が出ていた。偶然なのだけど、僕らは違う場所でそれを眺めていた。
同じものを観たり聴いたり読んだり、一緒に出来るのはもちろん大切なことだけど、それが出来なかった時、いかにそれについておしゃべりできるかの方が大切なんだと思う。でも、話題なんて何でもいいんだ。昨日あったこと、もっと前のこと、もしくは生まれる前のことでも。僕らのおしゃべりは果てしなくつづく。邪魔するものには容赦しない。
