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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年03月22日(土) どうやら僕も思春期のようです

 武富智の『武富智短編集 A SCENE、B SCENE』を読む。98年から今年に掛けて、ヤングジャンプなどに読み切りで掲載されたのをまとめた物。たまたま読んだ号に載っていて、それが余りにも良かったから切り取って持っていたくらい。それが今から3年前。3年越しの恋がやっとかなったような気分だ。どれも胸が「はきゅん!」となるような話で、読み終わった後に温かく切ない気持ちになる。特に10代の思春期の話が多い。ただ、僕が同じような経験をしたことはない。今になってもこのような話が好きなのは、何処かまだ学校に未練があるのかもしれない。
 しかし、どれもハッピーエンドに近い終わり方なので、一気に読むとお腹いっぱいになってしまう。なので1週間に1話くらい読むのがお薦め。お気に入りは50年続いた大衆食堂の店仕舞いの日に入って来た食い逃げ男の話。

 学校と言えば、春高バレーに母校が出場していた。その高校には未練も想いも何もないが、ちょっぴり嬉しい。

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■武富智『武富智短編集 A SCENE、B SCENE』(集英社)

 今、午前3時。大規模な空爆が始まった。雷みたいな爆撃の音、空襲警報のサイレンの音、本当に厭だな。実際に聞いたイラクの子供達は死ぬまでこの音に怯えなければならないのだろう。そう思った瞬間、CMに入るとその場には居ないことを思い知らされる。しかし、これはフィクションではない。


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