ぐっどないとみゅうじっく
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2003年03月09日(日) |
燃ゆるような春〜林矢子春猫ライブ@南青山BAsalon〜 |
木曜日。夜、冷たい雨の中林矢子春猫ライブ@南青山BAsalon。ドアを開ける前から店内の明るい照明と温かい空気が伝わってくる。座り心地がよく、思わず眠ってしまいそうなソファーに腰かける。
まず『栞』を歌い始めると、彼女の唄がこの場所の雰囲気が合うのが分かる。いつもは最後の方にやっていたこの唄を1曲目に持ってきたのも正解。ただ、ギターはもう少し粒を揃えた方がいいと思った。『花のゆれ』『雨の色は』などCD収録曲は、聴き比べて明らかに今の歌の方が艶がある。CDの歌が決して悪いわけではないが、それくらい格段によくなっている。『たゆたい』はMCでも言っていたが、元々この唄は交換し合うということで、僕が貰ったが(まだあげてない…)バンドでは歌っていない。色々なアレンジを考えてはみるものの、彼女の唄を聴いていると、このギター1本をバックに歌う以外考えられなくなる。バンドがもっと固まったら、まぼぢゃでも歌いたい。ゲストで呼ぶのもいいなぁ。 『夏離れだより』。冬に聴く夏の唄もまた格別なもので、色んな夏を思い起こさせる。何処かでヒグラシが鳴くような長閑さではなく、もっと張り詰めた冷たい夏。『海あかり』。アカペラの歌い出しと、ギターのハーモニクスにはっとさせられた。『ねがい』では、うしろでパーカッションの音が鳴り続けている。聴こえない音が聴こえて来るのもライブの醍醐味。それが唄とギターだけで出来るのは不思議。 新曲『感覚の夜』。当日までやるかどうか迷っていたそうだが、聴けてよかった。最初ちょっととちってたけど。彼女の中で今までにない詞の形。高音と低音の落差が出す心地よさと言うのだろうか、サビのメロディーがしばらく頭から離れない。ライブの何処の位置においても映える唄だと思う。最後に『釦』で終了。春にはまだ程遠いような気温の中で、燃ゆるような春を観た。
全体的に思ったのが、殆ど出ていないようなマイクはどかして生唄で聴きたかった。そうすればもっと声の伸びが良くなったはず。決して悪くなかったのだけど、そこは勿体無いと思った。初めてやる場所はそこも考えなければいけない、と自分のライブでも言われたし、深く感じた。3月19日(水)にもうひとつライブが決定しました。お馴染み初台DOORSです。もちろん僕も足を運びます。
金曜日。前大信@大久保水族館。ドアを開けるともう前君が歌っていたので遅れたと思ったが、ゲストとして1曲歌っているだけだった。空いている席を確認して、歌い終わってから移動しようと思っていると、店の人に急かされるように席を案内された。席に着き、カシスソーダを飲むとかなりの薄味。多分、この店にはもう来ない。前君が歌い終わった後、2曲ほどその人の唄を聴いたが何も感じられなかった。後ろにある水槽の亀をずっと見ていた方が面白かった。 しばしの休憩を挟み、前君登場。アカペラで『アメージンググレイス』を熱唱。続いてビリー・ジョエルの『素顔のままで』。編成はドラムにキーボードのみ。ただ、歌っているようなキーボードが全てをそれを感じさせない。彼はJUDOと言う3ピースロックバンドで唄とピアノをやっているらしい。ドラムのえばやんも派手さはないが、叩いている顔がなんとも言えない表情で良い。笑ってはいけないのだけど…。 今回はオリジナルはなく、全部カヴァーなのだけど、歌っている本人が何より楽しそうだ。普段はまずこんな顔見た事ない。MCをすると頼りなさげないつもの前君なのだが、歌い出すと別人のよう。最後にビートルズの『オーダーリン』。ゲストで最初の出演者も出たのだけど、前君との差がありすぎて惹き立て約になってしまったいた。 アンコールにやる曲がなくて、もう1回『オーダーリン』。盛り上がって観客も参加する。2回続けてこの唄を歌えるなんて、大した喉だ。それだけこの曲は難しい。多少、内輪ウケようなものはあったが、それとは別に前君の勇姿を観れただけでも満足。次はあるのかな。
今日。朝、アキレス腱をドアに挟んで流血。2分くらい痛がる。いいともにSKETCH SHOW(細野晴臣、高橋幸宏)が出ていてびっくり。はっぴいえんど繋がりはまさかと思ったけど、やはりなく次はテイ・トウワでした。 昼、塩ラーメンを食べてから、部屋の掃除。久々にすると楽しい。毎日は出来ねぇな…。夕方、YAから保険の再勧誘。従兄弟のRちんからも電話。わざわざ頼ってくれるなんて有難い。あとはひたすらパソコンに向かってまぼぢゃのページを試行錯誤。先日のJAMのライブレポを載せましたのでご覧下さい。怒りはひとつは解決。
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