ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

林矢子ニューアルバム『唄箱』発売中!特集ページはこちら


2003年02月04日(火) たとえば僕が死んだら

 夕べはYAとYBと逢う。ただ普通に逢ったのではなく、YAの仕事も兼ねて。平たく言えば保険加入への勧め。6年勤めていた仕事を辞め、先月から働いている。久しぶりに逢ったが、休みがない割に疲れた印象は全くなく、逆に活き活きしていた。そして初めて保険と言うものの説明を受ける。
 確かに保険は病気になってからじゃ遅い。大きな病気になればなるほど、実際にお金は必要になってくる。今、僕が大きな病気にかかり、入院するとしたら費用はもちろん自分で持つ。多少の蓄えが仮にあったとしても、長期に渡れば底が尽きる時が来る。僕の両親は健在だから、どうしても親の世話にならざるを得ないし、親も病気が治るなら進んでそうしてくれるだろう。その甘えがいいとか悪いではなく、実際問題そうなるのだと思う。
 たとえば僕が死んだら、誰かが骨を拾ってくれるだろう。いや、くれるかくれないかはどっちでもいい。何処でどう言うシチュエーションで死ぬかなんて考えたこともないが、雨曝しで濡れてたらちょっと可哀想かなと思うけど、それでもいいのだろう。海へ還るのもいいだろう、泳ぐの好きだし。臓器提供だってドナー登録していないけど、全然問題ない。僕は死ぬ直前までを考え生き、その後はどうにでもなれと思っていた。現に今も思っている。しかし、葬式をやるとしたら、費用が必要になる。これもまた親や身近な人の世話になるのは目に見えている。そう言う後々の事を「考えておいて」と厭な余白を残したまま、話は終わりを告げた。
 入る気など全くなかったけど、言われれば言われるほど不安になり、考えさせられるところは多くあった。もちろん身近な友達としての本当の忠告であり、はたまた加入への手口でもあり、現実でもあるのだろう。

 一通り話が終わってから、居酒屋で呑む。もちろん他の話もしたが、保険の話も続く。仕事と普段の境界線がなくなって来ている。加入すれば友達と言うより、お客として続いて行くような気がする。少しだけ寂しいと思わせるのは、割り切れない僕の幼稚な想いか。

 お昼に食べたマックのきのこシチューパイは美味い。でも、10日からチーズバーガーは値下げ以前の価格に戻る。週1のマックユーザー(パソコンみたい)としては残念。でも、そうでもしなければマックもやっていけないのだろう。チーズバーガーx2、ハンバーガーx1のみを買う僕のような客が居るから。
 こんなジャンクフードばかりだと、ますます保険加入への道が必要になってくるかな…。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

日記圏 日記リンク


My追加