ぐっどないとみゅうじっく
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「ねぇ、女の娘が髪を切るわけ知ってる?」 「ううん、知らない」 「私、好きだったんだ。英嗣くんのこと」 「えっ!?」 「でも、さよならだね…」
こんなあだち充のマンガか、安物ドラマのような妄想をしながら髪を切りました。誰も気付かない程度に。髭も今のところ生えているけど、もうかなり飽きてきた。もう、いっそのこと髭も剃ってイメチェンでもして、女の娘になってしまいたい。別に女の娘が楽だとかそう言うのではなくてね… 。 妹は小さい頃、毎日外で遊んで必ず痣を作って帰ってくるような子だった。僕はと言えばその正反対で、家の中で遊んでばかりいた。母が「男と女どこかで入れ替わっちゃったみたいね」と揶揄った。化粧も嫌いじゃないし、スカートをはくと強くなれそうな気さえしてくる。行きつく先はおすピー路線か…。男もつらいけど、女のもつらいのよ。友達になれたらいいのに。
仕事で今まで行っていた他に別の店舗へ行くことになった。面倒くさいけど、こちとら明日なきバイト風情。そんなことも言ってられない。場所も今までだったら手放しで喜べたけど、今はそうもいかない。手放しの喜び。手間なしの漂白。そうそう、洗濯しなきゃな…。
購入CD ■小島麻由美『愛のポルターガイスト』 ■つじあやの『雨音』 ■椎名林檎『茎』
僕が聴きたいのはこれらじゃないことだけは分かった。1分22秒。今日はこの時だけに無限の音楽や倖せを感じた。
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