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2002年12月15日(日) 太郎爆発〜TONSEi RECORDS presents vol.4@大久保Hot Shot〜

 昨日は夜からリハ。最近、中身がどんどん濃くなってきてスタジオを終えると、どっと疲れる。その疲れも心地良いなんて感じているくらいじゃあ、まだまだだな、おだえいじ。

 今日はお昼に祖母とデート。28歳のお祝いにお寿司をご馳走になる。今回は祝いということだけど、何だかんだ言っていつもご馳走になってる。甘えることもひとつの孝行ではあるけれど、それだけでいいのかしら。まだまだだな、おだえいじ。

 夜からTONSEi RECORDS presents vol.4@大久保Hot Shotを観に行く。Hot Shotにははじめて足を踏み入れたが、なかなかすてきな内装。その内ライブをやりたい。
 トップバッターにソーイングマシーン。今月に3年の活動に幕を閉じる。僕が観るのは今回が最初で最後。ギター、ベース、ドラム、バンジョーにアコギの唄が乗る編成。どれも個々に演奏は上手い。唄も声だけを聴くと強烈なものがあるのだけど、それが観ると伝わってこない。心、此処にあらずと言った感じを受ける。

 ラストにマーガレットズロース。夏の寿町フリーコンサート以来だったが、ずっと気になる存在ではあった。
 観た目、小沢健二か矢部太郎(カラテカ)のような頼りなさげな唄、そして演奏。しかし、その下手さが鼻に付かない。逆にこのあやふやさが魅力なのかもしれない。女の娘なら「わたしが守ってあげなきゃ」と思わず思ってしまうかもしれない。僕にも母性本能が芽生えそう。
 途中でギターとベースのパートを交代しての『太郎爆発』。岡本太郎記念館に行ったと話していたが、それの唄なのだろうか。それとパート交代した必要性がよく分からなかった。
 ラストに「髪の毛を夕焼けに染め上げていた 君のこと考えていた」と歌った唄が特に印象に残った。思わず曲名を聞きたくなるような、そんな唄だった。対バン形式のライブではめずらしく、終わった途端にアンコールの拍手。「恋をしている」と連呼する『檸檬』でそれに応える。
 インディーズのバンドでこれだけ心を揺さぶられたのも久しぶりだ。というか、プロとインディーズに比べる境界線も何もない。「プロだから」「インディーズだから」で枠組みだけで変わってしまう音楽には用がない。そんなことを感じた夜だった。まだまだだな、おだえいじ。

 終わってから一緒に観に行った、将司くんとけいちゃん(K.Tさんではないです)とジョナサンで晩ご飯。みうらじゅん話で盛り上がる。

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