ぐっどないとみゅうじっく
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夕べは野坂塾2回目の参加。今回も何とも言葉では言い表せないくらい楽しかった。ゲストは永六輔1人。7時開演のところ6時10分くらいにはもう登場して、場内整理兼ねて話し出す。上海での社会主義の中の資本主義の話や『君が代』『日の丸』についてなど、字面で書くと何やら難しい話に取れるが全くそんなことはない。 そして野坂も加わると、もう『話のボクシング』状態。漫談のような漫才のようなふたりの話は拍車が掛かる一方。永が自慢げに話し出すと「僕なんかねぇ」と野坂も負けじとそれ以上の話を出してくる。それを永はまた上目遣いで次のチャンスを狙っている。なんて負けず嫌いな爺さん達だろう。でも、これだけの話すバイタリティは並たいていモノじゃない。それにお互いに話が尽きないだけの知識を持っている。でも、それはつい先日知ったことを、いかにも昔から知っていたように話をしたりもしている。しかも、まんざら嘘ではないし例え嘘であっても、あの会場に居た人全員信じてしまうほどの話す力を持っている。こんな訪問販売員がいたら、信じてしまうかもしれない…。 来月も行きたいけど、ソウルフラワーのライブと重なる…さてどうしましょ?
何かで気を紛らわせられたらな…。打ちこめるものがあったとしても、思い出すものばかり。それでも人間の環境適応能力は大した物で、その内否が応でも慣れさせてゆく。慣れてゆくしかないのだろう。そう思っている間は忘れられない。僕は何を望んでいる。
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