ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2002年09月23日(月) あるはずのない花の香り

9月にはキンモクセイが回想に乗ってやって来るから
少しだけ僕はうわついて 未知の記憶を待ってるんです
〜9月の確信犯 塚本晃〜

 通勤途中に電気街の入り口を歩いていると、どこからともなくキンモクセイの香り。見渡せど、そんな木は見当らない。気のせいだ。帰路の途中、駅を出たところでも同じようにキンモクセイの香り。あるはずのない花の香りを聞く。

 昨日、一昨日はずうっと呑んでいた。だらだらと呑むのは好きじゃないんだけど、気心が知れているひと達だと何しても楽しい。ただ、それぞれ眠くなるペース、呑みたくなるペースがバラバラ。僕はお腹いっぱいでビールが呑めれば、何でもいいのだ。

 戸棚のコップを取ろうとしたら、壁に引っ掛かっていたお玉に当り、それが落ちて無造作に置いてあった包丁に当り、床に落っこちた。その先には僕の足があったが、間一髪の所で刺さるのを免れた。世界の連鎖ってこういうものだろう。

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