ぐっどないとみゅうじっく
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それは影を宿した光のようなもの それは光を放つ影のようなもの
去年と全く同じように夜はテレビを点けっぱなしで、なるべく多くの報道番組を観た。世界貿易センタービル上階から熱さに耐え切れず飛び降り、地面に叩きつけられた人の音をはじめて聞く。何事にも例えられないような大きく、鈍い音が1階のロビーに響いていた。 誤爆を受けたアフガンの人々でも生活の支援を受けるために、アメリカが憎いとは口に出さない。表面上だけならまだいいが「お金をくれるからアメリカ大好き!」と言っていた子供はどこまで本気なのか判らない。そして目の前で親を失った子供らがPTSD(岡田美里の比じゃない)にかかっている現実。アメリカは誤爆を認めず、180円(アフガンの1ヶ月の労働賃金)を投げつけただけ。 今は『September,11』を観ている。同時多発テロを題材に世界各国の映画監督が11分9秒01('01.9.11の逆)で作ったオムニバス映画。どれもドキュメントタッチのようで、各々の視点から鋭く描かれている。どれもその目に映った真実。
それにしても全てを正当化しようとするアメリカの正義はまるで僕のようだ。
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