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2002年06月23日(日) 血の匂いがした〜せんごちるどれん@日比谷野外音楽堂〜

 夕べはせんごちるどれん@日比谷野音。その前に昼ご飯を祖母と一緒に寿司。誕生日のお祝いをしたつもりが余り食べなくて、自分がただ食べたかったような形に。その後にも食料品を買ってもらったりして、なんだか却って悪いことしちゃったかなとも思う。

 野音には訳あって遅刻。会場に近づくにつれ1番手の演奏が聴こえてくる。聴いたことはないが多分、ゆらゆら帝国の新曲だろう。中に入ると案の定、ゆらゆら帝国でした。分かり難い席を探して、たどり着いた時にはもう2曲目が始まっていた。千代さんがめずらしくダン・エレクトロのベースを抱えている。その所為かベースの演奏もいつもより攻撃的だった気がした。新曲4曲+『ミーのカー』。ただ知らない曲だからと言う訳でなく、全体的にだれていた。それは演奏だけでなく、観る方、時間帯、自分の気持ち全部かもしれない。それにしても観客のマナーが悪過ぎ。演奏中に煙草を吸ったり、関係ない話をだらだら話したり、メールをしたりとそんなことしてるくらいなら帰れと思う。今回のWC杯と言い、つくづく日本人の集団意識に嫌気がさす。

 続いて2番手SHINGO2。どこか地方の高校生のチャンピオンに輝いたラップグループに地元で伝統ある太鼓叩きが急遽参加したような感じ。太鼓の人が持っていたスティックが暗闇で発光していて、それが何で出来ているかが不思議に思ったくらいで、後は何も印象に残らなかった。

 最後にエゴラッピン。CDは散々聴いているものの、ライブは今回初体験。登場からして明らかに他のバンドとは違う空気が漂い、知らない人でもぐっと引き寄せられただろう。しかし期待しすぎた為か、それ以上のものは感じられなかった。正直「こんなもんなのか!?」と思ってしまうほど。今回、席は余り良くなかったのだが、それの所為にはしたくない。いいものは必ず離れていても伝わる。理想論ではなく。
 曇天の空のような気持ちはライブ終了後、1時間ほど経ってから少しの痛みと共に晴れた。血の匂いがした。

 今日は昨日休みをもらったため出勤。何だか調子が狂う1日だったなぁ。

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