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　誰かが僕を呼んでいるみたいだ。

　今シリーズの『3年B組金八先生』にはどうも納得がいかない。何かがいまいち楽しめない。まず、生徒が妙に垢抜け過ぎている。前シリーズでは最初「幼いなぁ〜」と思っていたが、最後の方では成長が見受けられた。しかし、今のは最後まで「幼いなぁ〜」が変わらない。生徒みんなが何処かいい子過ぎるのだ。
　この時期になると生徒の名前も覚えられて、感情移入出きるはずが、今回はそれもままならないまま終わりを告げる。本当はドラマじゃない所でドラマが起こっているはずなのに、全部が全部を映し過ぎているように思える。胸にしこりが残ったまま、来週最終回を迎える。この思い、どうしてくれよう。

　夕飯はスーパーで買ってきた出来合いのとんかつ。ポテトサラダ、いよかん。キャベツだけ切る。
　先日実家に帰った時に妹が千切りをしていて、結構包丁を動かすのが早いので驚いた。僕が家に居る頃はほとんど台所になんか立つ事なかったのに、最近はちゃんと弁当を持っていくという。ついでに僕のも作ってもらった。
　僕も少しは手伝おうと千切りをやったのだけど、余りに太く「それ、千切りじゃないんだけど…」と呆れられた。多少こつを教えてもらったので、今日はまあまあの出来。しかし、今までの切り方っていったい…。

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