酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2007年04月04日(水) 『蛇怨鬼』 天沢彰

 電脳霊媒師・菅原裕子を頼る人は後を絶たない。死んでしまった愛するアノヒトに会いたいからだ。ある降霊会の日、それは起こった。突然の怪異に逃げ出す参加者たち。菅原裕子は参加者たちに叫ぶ。「ダメよ逃げちゃ! このままにしておくと災いの扉がこの世に開いたままになるわ!」・・・そして参加者たちが次々と奇妙な死に方をして・・・!?

 この手のホラーものには当たり外れが大きいと思っているのですが、この本はなかなか面白かったです。現代と悪霊とが微妙に影響しあっていて古くさくなかったので。今、テレビでは占い師やスピリチュアルな方が大人気。もしかしたら電脳霊媒師などが人気を博すことになるやもしれませんねぇ。ありえそう。

『蛇怨鬼』 天沢彰 ハルキ・ホラー文庫



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