酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2007年03月25日(日) 『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦

 いろんなところで評判の高い本なので読んでみました。これがなかなか面白い。さすがに評判通り! 京都の街で繰りひろげられる出会いやすれ違いやストーキング(?)・・・アハハ。妙な展開がストンストンと散らばって、最後に綺麗に纏め上げられるのですよ。こういう不思議でみょうちくりんな出会いって若さの特権だよなぁ。脇の変な大人でいいから登場したい感じ。さすがにタフな若者にはなれないし。若さって体力だー。いやぁ、今の私は鯨飲できないもん(意味不明?)。

「しかし君は飲むのう。本当に底が知れんね」
社長さんに言われました。「君、いったいどれくらい飲むの」
私はむんと胸を張ります。「そこにお酒のあるかぎり

『夜は短し歩けよ乙女』 2006.11.30. 森見登美彦 角川書店



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