酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年10月04日(水) 『新宿鮫�后 ̄裼譟戞‖臑�在昌

 鮫島は、外国人マフィア同志の報復の娼婦連続殺人の捜査中に甲屋(かぶとや)と言う農水省植物防疫官と出会い、何故だかコンビを組んで操作する事になる。甲屋は娼婦が持っていたワラ細工に付着した害虫を追いかけているのだ。この害虫は日本の稲を全滅させかねない種族。羽化をなんとしても阻止しようとする甲屋に鮫島は好意を持ち、ふたりの間には奇妙な心の交流が。奇しくも同時期、ラブホテル連続放火が発生しており、東京消防庁予防部の吾妻が鮫島に協力を依頼してきた。錯綜する事件の中で鮫島が見たものは・・・

 今回、鮫島が追ったものは、《恐怖の害虫》の蛹でした。これは本当に意表をつかれまして、農水省植物防疫官なんて存在をハジメテ知りました。もうひとつ消防の機構の複雑さも知らなかったですね。ビックリしました。知らないことが多すぎる・・・(恥)。アウトローな鮫島が、事件のたびに盟友を得ている様がトテモ嬉しく感じます。鮫島の無骨なまでの真っ直ぐな正義感が人を呼んでいるのでしょうね。素敵。今回、コンビを組んだ甲屋さんは不思議な魅力の持ち主で鮫も晶も良い出会いをしたものです。鮫が孤独でなければいい、と応援している自分にちょっと笑えますけど。放火犯は屈折した人物でこの犯人だけで物語が出来そうなものなのに大沢親分は相変わらず大盤振る舞いにございます。ご立派。

「わかった。ではいくとするかね、相棒」

『新宿鮫�后 ̄裼譟戞‖臑�在昌 光文社カッパノベルス



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