酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年10月01日(日) 『新宿鮫�供‘捻遏戞‖臑�在昌

 鮫島は売人張り込み中に不思議な技を使い敵を倒す男を見た。その男は郭英民、台湾台北警察の刑事だった。郭は毒猿(ドゥアン)と呼ばれる職業兇手(殺し屋)を追って日本にやって来ていた。毒猿が自分のかつての盟友ではないかと疑っているためだった。毒猿は自分を売った男の命を狙って日本に潜り込んでいたのだった。毒猿が新宿を戦場に変えてしまう前に鮫は郭は毒猿の凶行を食い止めることができるのか・・・!?

 刑事と殺し屋、その友情・・・それでもたくさんの血が流れるのだった。ああ、これぞハードボイルド!って感じです(にこり)。新宿は多国籍な街になっているのだと本で知るようになりました。日本はきっといい餌場なのでしょうね。毒猿と呼ばれる悲しきヒットマンと彼を追いかけてきた刑事、そのふたりに鮫島はなにかシンパシーを感じた様子です。鮫島は不器用でいい奴だから損をする。損をしながら傷つきながら自分の信じたものを大切に生きている・・・そこが魅力なのかもしれない。新宿鮫では鮫を筆頭にした男たちが主役で女たちは脇役。そこが切ない。毒猿を愛した女が哀れでたまらなかったです。ううう。

「ほかの国が破壊工作をしかけてくる、どうする? 私から見ると、日本の人、皆、のんき。いいことも悪いこともすぐ忘れてしまう。自分たちがしたこと、されたこと」

『新宿鮫�供‘捻遏戞‖臑�在昌 光文社カッパノベルス



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