酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年01月10日(火) 『女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅』 栗本薫

 銀座で伊集院大介はタイムスリップしたかの思いに囚われた。和服を着た艶やかな美女が杖をつきながら歩いていく姿に惑わされ、ストーカーのように思わず彼女の後を追いかけてしまった。その和服美女から彼女の母にまつわる《幻の友禅》の行方を調べて欲しいと依頼され、大介は魔界都市京都へ向う。名探偵が事件を呼ぶのか。名探偵がそこにいるから事件が起こるのか・・・?

 んー、久々の伊集院さんとの遭遇って感じでそれだけで(それでいいのか)トッテモ嬉しかったですv 今現在、栗本薫さんのライフワーク『グイン・サーガ』を読みすすめている最中で、その“あとがき”から栗本薫さんの様々なことを知りました。私は伊集院大介との出会い=栗本薫との出会いみたいなもので(『魔界水滸伝』は過去に途中で(出版のインターバルの長さにイラついて)放り出した経験があった)このグインを書いている時に伊集院さんは産声をあげていたのですねぇ。しみじみ。伊集院大介シリーズは、ライバル・シリウスとの対決が一番読み応えあるのですケレドモ・・・会えないより会えたほうがいいから、って感じ(笑)。
 今回は妖艶な毒婦(妖婦)が現れて、スタートから伊集院さんは惑わされっぱなし。まるで映像を見ているような心持で読みました。そう言えばどうしてドラマ化とかされないのかしら。栗本さん御自身がやりたいから? 

『女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅』 2005.12.20. 栗本薫講談社



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