酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年12月12日(月) 『螺旋宮』 安東能明

 和彦と年恵には欲しくてたまらないものがあった。それはふたりの子ども。不妊治療を続けても授からず、諦めかけていたところへ不思議な申し出が舞い込んだ。藁をもつかむ思いで挑戦する事にしたふたり。それは地下奥深い一室で外界を遮断し一ヶ月生活すると言うものだった。最初はとまどいながらも、ふたりだけの生活に馴染んでいき、一ヶ月を過ごし終えた後、年恵は妊娠したのだった!?

 ううーむ(悩)、最初はすごく面白くて引き込まれたのですケレドモ、終盤に近づくうちに私には難解というか、違和感がありました。題材が面白いだけに個人的に惜しい気分でいっぱいです。
 子どもが欲しいという本能のようなものへの執念というか、妄執というか、すさまじい・・・。こんなものなのかしら。私はあまり子どもを欲しいと思ったことがなくて、今ひとつ理解できないのですね。子どもが欲しいという気持ちの強い人にはもっと理解できるのかもしれませんねー。

『螺旋宮』 2005.11.30. 安東能明 徳間書店



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