酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年12月05日(月) |
『左手の記憶』 新津きよみ |
「無視する女」 近所の美人主婦が私を無視するソノ驚くべき理由とは・・・!?
新津きよみさんの短篇集『左手の記憶』を読みました。デビューから17年半の間に書かれた短篇から選ばれたそうです。新津きよみさんは大好きなので自分では読み込んでいるつもりだったのですケレドモ、読んでいない方が多くって驚いてしまいました。嬉しい誤算でありました〜v 個人的な好みから言えば、主人公が女性である方が断然面白いと思っています。中でも一番ゾゾゾとしたのは「結ぶ女」という作品。ラストは完璧ホラーでした。文句なくオモシロイと思ったのが上記ピックアップの「無視する女」であります。近所の美人主婦が無視をする理由、それがまた女ならワカルわかるという性的欲求不満だったので、うわぁーいと二重に喜んでしまいました〜。セックスって満足できるかできないかって大きなことだと思うのですよね。でもなかなか女性がそれを詳細に声だかに言えないもののようで。悶々としている人も多いことだろうなぁ。
『左手の記憶』 2005.11.20. 新津きよみ 出版芸術社
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