酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年11月30日(水) 『結婚なんてしたくない』 黒田研二

 佐古翔35歳はプレイ・ボーイ(って古いか。笑)。毎夜ナンパに励み、ひとりの女を愛することなどない。藤江克実29歳はアニメ・オタク。アニメのキャラクターを愛する現実恋愛経験皆無。蒲生要33歳はイケメンでモテル好青年、だがゲイであることを隠して生きている。真鍋聡士42歳は焼き鳥屋を繁盛させていて、身の回りはオフクロさん任せ。相馬浩文27歳は、恋愛はすれども結婚に踏み切る気持ちがない。そんな5人の男たちが、奇妙な縁と事件に巻き込まれ、結婚について考えるのだが・・・

 面白かったですv 5人の男たちがそれぞれ今そこにいそうな人たちで、結婚に踏み切らない気持ちがよくわかります。特に現代って男も女も総じて子どものままなのでしょうね。恋愛はしても責任の伴う結婚→出産を避けている、と言うか。知識ばかり頭に詰まっていて、実際には大人になれていない人間ばかりになっていっているのかもしれないなぁ。それってトッテモ怖いことだわ・・・。カタチはどうあれ、信頼できる愛する人(性別問わず)の存在はあった方が、人生は豊かになると思うのですけどね。クロケンさんのオチもそれに近いかもしれないなー。

『結婚なんてしたくない』 2005.11.10. 黒田研二 幻冬舎
 



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