酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年11月10日(木) 『アンボス・ムンドス』 桐野夏生

 「桐野さんっておそろしい女(ひと)だなぁ」・・・。短篇なのにズッシリくる内容を読んだ後の感想がそれ↑でした。桐野さんはブレイク前から好きで、骨太な根性ある体育会系のイメージを持っていました。だから有名になるにつれて、その女優さんばりの美貌(女優さん以上と言う噂も)を拝見した時に背筋が寒くなった覚えがあります。忘れられないシャープな美が、こんなおどろおどろしい人間の闇を切り裂いていらっしゃると思うと、ますます惚れてしまいますよぅ。怖くておそろしい。ううう。
 なんて言えばいいのかしら。駆け抜けていらっしゃる感じをいつも受けます。人の感想うんぬんはどうでもよくて(勝手にそう思ってるだけですケレドモ)書きたいことを天衣無縫にマシンガンのように書き殴っている、そんな感じと申しましょうか。こういう作家さんを私は他に存じ上げませんね。ゾクリとするオーラを放っていらっしゃるんだろうなぁ・・・。魔女だな。

『アンボス・ムンドス』 2005.10.15. 桐野夏生 文藝春秋
 



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