酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEX|past|will
| 2005年07月27日(水) |
『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』 西澤保彦 |
櫃洗市のさまざまな場所に出没する「市民サーヴィス課 櫃洗市一般苦情係」。年齢不詳のお役所人間らしい男が腕貫をはめて、エラソーに待っている。ふらりと相談した人たちは、腕貫男から手掛かりをもらい・・・
西澤保彦ファンの末席を汚すものとして、ファンクラブの掲示板から誕生した腕貫探偵には思い入れが無茶苦茶強い!のであります。西澤先生に腕貫が似合う話から、とんとんとんからりんっと腕貫探偵なるものが登場し(掲示板の会話で)、本当に西澤先生が物語りにしてくださったというファン垂涎の探偵っ! そしてまた西澤先生らしい小憎らしいいところが、予想をおおいに覆してくれちゃった探偵像でした! たぶんファン全員唖然としたんじゃなかろうか。だから西澤ファンをやめられない。いい意味で裏切り続けてくださるお方です(らぶ)v 西澤節がさりげなく展開されまくり。言い回しや言葉のテンポの妙があいかわらずよいですのう。たまらんー。これは短篇なので西澤保彦未体験の方も是非ぜひゼヒっ!!! 超花◎オススメでーすv
純也は胸中そっと、いわゆるぎっくり肩をやってしまった友人に感謝の祈りを捧げた。ありがとう泰地、ありがとう友よ。思いがけずこうして筑摩地さんに会え、しかもお話できちゃったりするなんて。これは夢か幻か。こんな千載一遇の機会を与えてくれたおまえからどうしてハヤシライスを奢ってもらえようか。つーか、おれが今度きみに奢ってあげます。ハヤシライスとは言わず、特選和牛ステーキコースでもなんでもっ。
『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』 2005.7.25. 西澤保彦 実業之日本社
|