酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年06月18日(土) 『最後の願い』 光原百合

 劇団Φの代表:度会(わたらい)恭平は、旗揚げ公演を目指してスタッフを自分の目で選んでいる。自分が納得した相手でなければ一緒に舞台を踏みたくないと豪語する不敵な奴。そんな渡会が出逢った風見爽馬は「この人しかいない」と思わせる人物だった。ふたりが目をつける人物は皆それぞれに謎を抱えていて・・・

 これはうまいですね〜、光原さんv 短篇が最後に長編となる。しかも八犬伝ばりに素敵でミリョク的な仲間が増殖していくんだもの。やられたなぁ。
 ただ、最後に光原さんご自身が謝辞で触れられておられましたが、あまりにもアル舞台俳優さんおふたりを思い浮かべてしまえて、なんとも複雑でした。もちろん現実の彼らとは違うのでしょうけど、どうしたってその目で読んじゃって・・・。そこだけが個人的には残念だった気がします。舞台にも映像にも出来る洒落た物語には変わりないですけど。

 俺が一目置ける相手でなきゃ、一緒にやるのはごめんですから

『最後の願い』 2005.2.25. 光原百合 光文社



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