5年生の母親から虐待にあっている気弱な少年;祐市が学校行事で合宿した先で巻き込まれてしまう悪夢。 どこを切っても金太郎飴のように、栗本薫が書けばなんであろうと栗本薫の小説の特徴。小学生の男の子の目線で書かれているので漢字も小学生5年生程度の漢字しか使われていません。少年の悶々とした一人がたりが栗本薫ならではのホラー観を現します。虐待にあってるうえに元々性質が自虐的なんだよねー。『指』 2003.01.10. 栗本薫 角川ホラー文庫