酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2002年12月26日(木) 月夜見の島

 ‘つくよみのしま’と読みます。この作者、青来(せいらい)有一さんの前作『聖水』は芥川賞を取っておられます。その物語から注目している作家さんのおひとりです。
 この物語は、ペットロスとなった妻の療養のために月夜見という島へ向かいます。そこで麗芳という女性の主催するセラピーに参加するのだが・・・。
 ペットであれ、愛しい人間であれ、大切な存在を失った人が時々心の迷路に彷徨いこみます。なにかにすがりたい、なにかで救われたいと思う心。そんな時出会うものなり、人なりが正しい方向性を持っていればいいな、と願ってやみません。

『月夜見の島』 2002.10.30. 青来有一 文藝春秋



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu