夢袋。
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2006年04月03日(月) 大きい庭小さい庭

女の子3人で歩いていたら

向こうから共通の知り合いの女性にばったりと会う。

家がちかいので寄って行けば、と言われ

躊躇っていると友だちの一人がもうすでに走り出しており

結局およばれすることにする。

巨大な洋館で、それだけでもこの都心にあることが驚かれるのだが

玄関の植え込みの横に小さな穴(木がそこだけ避けて繁っている)があり

のぞいてみるとちいさなちいさな応接セットが庭にあった。

10人は軽く座れるようなソファーセットに硝子のテーブル、

お約束のレースのテーブルセンター。

ただし一人の大きさはちいさいハムスターくらいになりそう。

そこはその応接セットだけでめいっぱいの小さな庭だった。

興味深く覗いているとさきほどの女性が

ではこちらもご覧ください、と言って屋敷の裏手に連れて行く。

一人で降りるのがぎりぎりの、なぜかまるっこい段の階段を

降りて行くと、10メートルくらい下に今度は巨大な応接セットがある。

あまりに巨大なので(ソファーの座る部分が10畳くらい)

ソファに登るための階段もそれぞれついており

登りきると、座るというよりねっころがる、という風になる。

外にあるわりには革もやわらかく、素材の違うとなりの布のソファもやわらかく、

ぼんやりと「雨が降ったりするのにどうしてやわらかいんだろう」と思う。


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