夢袋。
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女の子3人で歩いていたら
向こうから共通の知り合いの女性にばったりと会う。
家がちかいので寄って行けば、と言われ
躊躇っていると友だちの一人がもうすでに走り出しており
結局およばれすることにする。
巨大な洋館で、それだけでもこの都心にあることが驚かれるのだが
玄関の植え込みの横に小さな穴(木がそこだけ避けて繁っている)があり
のぞいてみるとちいさなちいさな応接セットが庭にあった。
10人は軽く座れるようなソファーセットに硝子のテーブル、
お約束のレースのテーブルセンター。
ただし一人の大きさはちいさいハムスターくらいになりそう。
そこはその応接セットだけでめいっぱいの小さな庭だった。
興味深く覗いているとさきほどの女性が
ではこちらもご覧ください、と言って屋敷の裏手に連れて行く。
一人で降りるのがぎりぎりの、なぜかまるっこい段の階段を
降りて行くと、10メートルくらい下に今度は巨大な応接セットがある。
あまりに巨大なので(ソファーの座る部分が10畳くらい)
ソファに登るための階段もそれぞれついており
登りきると、座るというよりねっころがる、という風になる。
外にあるわりには革もやわらかく、素材の違うとなりの布のソファもやわらかく、
ぼんやりと「雨が降ったりするのにどうしてやわらかいんだろう」と思う。
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