夢袋。
DiaryINDEXpastwill


2003年09月26日(金) 鳥の水。

友だちの女性と恋人と三人で旅をしている。

町全体、路地や、建物の中まで細かく見て歩く。

とある建物に入ると

昔の日本家屋のようで天井が高く土間がある。

三和土が長く長く続きその両側にいろんなものが置かれた

黒い木でできた高い棚や低い棚がならぶ。

棚と棚のすきまに水の張ってある樽がひとつ。

その横には柄杓もある。

女性が「その水はとてもとてもきれいだから飲むといいですよ」

といって先に柄杓ですくってひとくち飲んだ。

樽の中をみると水色のきれいな鳥と黄色のきれいな鳥が2羽

あわせて3羽の鳥が水中に暮らしていて

樽の中の止まり木にとまってさえずっている。

一瞬、鳥が入ってる水なんて、と思うのだが

ゆっくり鳥にぶつからないように柄杓を動かして

ひとくち水を飲むと

本当に本当に澄んだ、やわらかな水だった。




なく |HomePage

My追加