夢袋。
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気づくとわたしは虫一家の一員でした。
虫といっても昆虫百科にのっているような
きちんとした虫ではなくて
いろんな色の半透明のビタミン剤で
できているような虫でした。
その虫一家は4匹で構成されていましたが
ある日わたしが子供を生むと
一家は離散してしまいました。
子供たちは小さなみどりの半透明の丸でした。
子供を前におろおろしていると
先輩っぽい虫が現れわたしをもしゃもしゃ食べました。
もしゃもしゃ食べられたわたしは
小さな赤や青やみどりの丸となって
その先輩から出され、子供たちはその丸を栄養にしました。
その先輩は残った成分からまたわたしを
作り直してくれましたが前とは違った形でした。
でも、それ、いやじゃなかった。
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