夢袋。
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2002年06月27日(木) ひげスイッチ。

わたしはOLをやっているらしい。
(今よりもっと制服をきるようなきっちりとしたOL)

昼食をとろうと近所を歩く。

するとガラスがくもったような古風な喫茶店がみえて

どうやらカレー屋さん(しかも本格的)らしい。

ひとりなので入ってみることにする。

入るとターバンを巻いた中近東っぽいおじさんたちが

革ばりの黒いソファの席に各々腰掛けて

カレーを食べて談笑している。

ソファに対してちょっとだけテーブルは低い。

わたしがドアを押して入ると一斉にこわばって私をみたが

カレー、といって座ると一気にほぐれて気さくになった。

2階もあるのか階段がみえるが入れないようにしてあった。

カレーを食べながらその階段をみつめ

食べ終わると無意識に階段を登りはじめていた。

登るといつのまにかデパートの階段になっており

一番上の階にたどりついたらしい。

デパートの階の数字と年齢が対応していて

7階には7才の、6階には6才の…2階には2才の試練が待っていた。

わたしはのぼりつめた階段を今度は降りながら

その試練に挑戦していく。

勝たないと降りられないのだ。

降りていくということは簡単になっていくようだが

実際は下にいくほど、年齢がさがるほどむつかしくなっている。

今わたしは3才に挑戦しようとしている。

試練は緑の床(ニセ芝生)からのびている木の柱(10cm角程度)の

上についた木の立体(洗濯機を横にしたくらいの大きさ)によじのぼって

バランスをとることである。柱といっても

ゆらゆらゆらゆらしている。

そこに3才児と同時にのぼって競うのだ。

しかしなぜかその木にふれると相手の姿は見えなくなる。

実況中継しているモニタにも映らない。

でも応援に来ているおじいさんとその息子のインディアン

(ふたりとも白い長いひげを鼻とあごの下に生やしている)が

長い鼻の下の白いひげをいっぽんの束にして

一方の鼻の穴にさしこむと相手の子どもの姿が

モニタに映るようになる。

それをたよりに子どもをつぶさないように先に登る。

そんなこんなで試練に勝ったら

どこか熱帯のような国の大きな家がもらえた。

6才のステージでは温泉がもらえた。(温泉旅行ではなく)

ふとその大きな家の前にワープすると

ふくよかな女性が家を出入りしている。

お手伝いさんまでいるのかーと感嘆する。

そしてまた気づけば最初のカレー屋の革ばりのソファに座っていて

今見てきた女性はここの店員さんの奥さんだと感じる。

カレー屋で大きな白い洋館の話をした。

「デリーはいい」と店員さんは言った。




(・・・カレーが食べたかったのかなぁ?)




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