│←★零時ちょうどのCoccoのCM★→│
○大好きなこっこ○
観てもいないテレビという液晶から,突然,知っている『声』が聴こえた。 私と同様に,母も,突如,テレビに眼を向けた。 「Coccoや。」「ほんまや,こっこやん。」 彼女の髪は,ゴミゼロ大作戦のDVDに映っていた去年の夏より,少し短かった。 HITACHIのCMだった。 しかし,Cocco自身のCMのような気がしている。
母が居たので,泣けなかったけれど,Coccoの,必死に伝えようとする気持ち が伝わってきて,CMが終わってすぐ,胸を打たれて涙がボロボロ零れた。 あたしが,小5の時に考えていた事と,CoccoのCMで伝えようとしている事が 完全に一致してしまったのだ。どうしたら良いのか,判らなくて泣いた。貧血気味でそのうえ,高血圧なもので, 産婦人科へ行ってきました。生理が来ないのも怖いです。 あたしは今,子供を産める身体じゃないし,子供を愛情を以て育てられるか 解らないから,出来たらおろすしかないです。
○遅くとも気持ちはバレンタインディ○
「ごっつい美味しかったで! 友達も言うてたで!」 彩羅ちゃんのママも,彼女も言ってくれた。 暖房を入れずに汗をかきながら作ったマドレーヌとチーズ饅頭は,大好評だった様子。 でもあたしは,イマイチ気に食わなかった。あんなにカロリーの高いものを 吐くという目的以外には,食べたくは無いと思ったからだ。
あたしと母が,しおの病院に行っている間に, チーズ饅頭ならぬチーズクッキーは,一つ残らずなくなっていた。 母も弟も父も,好みに光ったらしい。
宮崎県に滞在していた時に食べた『お菓子の日高のチーズ饅頭』が忘れられなくて 今回,真似て作ってみましたが,努力の甲斐もなく,あえ無くチーズクッキーと 変わり果てていました。 送りつけてしまったアナタへ。ごめんなさいと,一言申し上げておきますね。 ふふふ。凄く,食べたい。
○突然の廃院のお知らせ○
高校を卒業してからすぐ通い詰めている産婦人科が 2月27日をもって廃院になる。 それを知ったのは本日の六時半頃。 山咲トオルに似ているとても優しい加藤先生は 普通は1,500円もする紹介状を無料で書いてくれた。 貧血が続くのは内科的にも精神の問題でもあると先生はおっしゃった。 鉄の薬を2週間分と,下に塗るデルモゾールという塗り薬を二本。 ブルタールという鉄の注射もしてもらった。此処の看護婦さんは, どこの看護婦さんより注射針を血管に通すのが上手い。
不覚にも人前で大泣きしてしまった。頬を、自分の手で拭ったりして。 あたしを見守ってくれる人が目前から居なくなる。理由は解らない。廃院の理由も・・・涙の・・・理由も。 『どうして?』なんて問い詰めたくないから。 あたしの行く病院が無くなってしまう。 ただ,それだけなのだろう。自分本位であるのが,あたしの宿命なのでしょう。
石田歯科にはもう,3年近く,3週間ごとに通っている。 ゆたかクリニックには,一昨年の10月,開院当時から。カルテNo.は110。 形成再建外科には,一昨年の冬から。放射線科にも,同じ頃から。 もう一つの精神科には,昨年の8月から。
みんな,居なくなってほしくない。。。 執着心の強いあたしの脳味噌。
○友達からの手紙○
一通の茶色い手紙が,朝刊と夕刊と一緒に,ポストにちょこんと座っていた。 差出人の名前は解らない。書かれていない。 否,違う。 透明で見えなかっただけなのかもしれない。 ビリビリと封を開け,中身を確かめると,一枚の茶色い紙が入ってある。 オレンジ色で,文字が書かれている。
重大な事であった。
大丈夫。 もしもこの日記を見ていらっしゃるのなら,明日,15時に会いましょう。§2004年02月17日(火)§ |