│←模範解答F(追記*嬉しかった事)→│
模範解答というものは何にでも在って。
今気附いたのだけれど、人生は一度だけしかないらしい。 あたしに与えられた人生も、 アナタに与えられた人生も、たった、一度きり。
数学の答えのように一つしかない解答もあるけれど、 他人の言っている事を少しも聞かない自分の道を行くという手段もあるけれど、 模範解答しか見ないあたしもいけないと思う。
自分で考えて行動する事が出来る 人間に生まれたのだから。
あたしは、腕を切りました。 何度も、何度も、切りました。 後、幾つこの腕を切れば、この心は枯れるのでしょう。
この涙は枯れるのでしょう。
この血は涸れるのでしょう。
この先、どう生きていけばいいのでしょう。
生きていれば答えは見つかる? あたしには判らない。 冷たい夜。少し欠けた月の光を浴びても、答えは見つからなくて。 何を望めば、何をしたいと願うのならば、答えは見つかりますか。
模範解答でも構いません。救いの手は、求めてはいけないと思うから。
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ただでさえ甘やかされている私を、守ってくれる人はたくさんいる。 けれどもその中に、私を叱ってくれる人は稀で、叱られた瞬間は当然ムカッと来るのだが、 数日経ると、叱られて良かったことに気附かされる。 あたしを叱ってくれる人に感謝しています。
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勝手に追記してごめんなさい。 今日は嬉しかった事があったのに、今まで忘れていました。 誰かに話すと、 「そんなの勘違い! バカじゃないの?」 と云われそうだったので、やめておいたけれど、言います。
実力テストの日、休んでしまったのですが、先生があたしに 実力テストの問題をくれました。 クリップで挟まれたたくさんのプリントの一番上にしてあった 国語のテストの右端に 珠恵さんへ と先生の字で丸く囲まれた字が書いてありました。
実力テストを受けなかった事を、あたしはまた後悔していたのに、 また冷たくあしらわれると思っていたのに、 心が奥から温められるような感じで、ほんわか温かくなっていくのが 鈍感のあたしにも、判りました。
名字じゃなくって、下の名前ということが、あたしにはなんだか、 特別のもののように感じることが出来たのです。
ありがとう。
****ここまで読んでくれてありがとう。****
またね。§2002年11月27日(水)§ |