│←世を厭うて死を覚悟→│
もし、 もしも、自分の手で、此処に言葉を綴れない時が来たら、此処を読んでくださっているみなさんは、 あたしが死んだ事を受け入れられないでしょうか。
あたしのまだ温もりの残った肉体に触れるまでは。
そう。誰もあたしの肉体に触れることはできないのです。 そうして、誰一人、あたしが死んだという実感は無いのです。
此処に言葉が残っているから。 あたしが手につけた傷跡のように、痛々しく、紫色の蚯蚓腫れを残して。 あたしが空の上で、雲と雲の間に挟まっても、 あと3ヶ月は保存されるのです。
そんなのは厭です。 だから、あたしは、林檎deaR;に残っているあたしの傷跡を、 みなさんの目に見えなくなるまで、消しました。 あたしが死ぬ時は、林檎deaR;が死ぬ時。 あたしは「思考」という言葉があまり好きではありません。 何よりも先に。思考したことがありませんので。思考する方法を教えてください。 日記を総て消した事、考えた結果です。 あたしがいつもする、過食のようなリストカットのような一種の衝動でもありません。 心に決めてまいりましたことを、実行したまでです。 死ぬ予定を立てても、所詮、脳味噌が考えているだけであって、肉体は簡単には死なないけれども、 しかしながら、この空気に溺死しそうになったり、 夜中、睡眠薬を飲んで外に出たら、凍死するに違いないと思うのです。 やはり頭で考えているだけでは埒があきませんね。
かわいたすぽんじぃが完成した時、 みんなが掲示板で『おめでとう』と言ってくれてとても嬉しかったです。 いい人達と出逢えてほんとによかったと思いました。
でも、 リアルのあたしはこうではないのです。悩んでもないし苦労してもいない。 ただの何処にでもいるような高校生。 文章も、あやさんのように素晴らしいものを書けません。(あやさん、勝手に名前出してゴメンナサイ・・・!!!!) 自分らしいものを書いていけばいいって言われるかもしれないけれど、 あたしには自分らしさも無いのです。 あまり考えたくないのですが、何もかも解らなくなりました。 現実は、こうではないのです。
楓珠恵は、嘘ばかりな気がしてきました。嘘は孤独の始まり。 もう、さよならをしなければいけない。 復活は、ありません。ごめんなさい。 一番の理由は、知り合いに見られていることです。 とても厭です。もう、堪えられません。
掲示板のレスもほったらかし。したと思ったらまた消える。 もう、みんな、中途半端なあたしに愛想尽きたと思います。
それでも
今までずっとついてきてくれたあなた、 あたしを友達として仲良くしてくれたあなた、 Bbsで温かいコメントをくれたあなた、 あたしが今までネットで関わった全ての人々、
今この文章をよんでくれているあなた、 本マに、ありがとう。さようなら。
my登録は外してください。 さようなら。§2002年11月04日(月)§ |