│←階段→│
@何処かで、私は、踏み外したのか。
根暗。 自分で言うほど暗いものはない。 どっかの教師の話。 でも、私は、いつもいつも明るい振りをして、身も心も疲れきってしまうようなら、根暗の方が気楽、でも無いかも知れないけれど、多分、虚構を装って生きていくよりは良いだろう。 だから私は、根暗でありたい。 しかし、日常の私は、一見明るい振りで、虚構を装う。 みんなに心配される様な、努力のできる、いい子に見られたい。 本当は、汚い事しか考えていないこの頭をなでてもらえるように。 誰とも話したくない。 もう、自分を偽るのには飽きた。 少し楽しいコトをしたい。 ぐねぐねに曲がった階段を登るのではなくて、人と話さなくても、それでも、真っ直ぐな階段を登りたい。 階段の上にいる、小さな虫を、もう踏み潰さないために。
中学生や高校に入学した頃、私は、階段をきちっと登っていた。 一段一段、丁寧に。 でも、いつの頃からか、一段飛ばしをするようになり、階段の上からわざと転がってみるようになった。 今の私は、ひねくれている。無理矢理ひねくれている。
もっと素直になれないか。
そんな問い掛け、私には通用しませんとも。 誰の、何の問い掛けにも、気附かない振りをして、私は階段の隅っこで蹲ってるだけ。
技師さんに教えてもらった。↓
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三年生の、クラス替え。 張り出しは、9時半。 9時からは講習。 講習があったのですが、生徒がうるさく早く見に行きたいと訴えた為、担当の先生は、3問ぐらい問題を解いてから、といった。 私は、あまり全く興味がなかった。 どうでも良いと言ったらそれまで。 しかし、彼女(過去日記参照)とだけは同じクラスになるのは、御免だった。 何せ二年間、彼女と同じクラスなのだから。 私は理系なので、女子が少なく13人しかいない。 2分の一の確率で、彼女とは同じクラスになる。 彼女の顔を見るだけで、発疹ができる。 私には。嫌いな人が二人いるが、彼女は
この世で、二番目に嫌いな人。 一番目は、自分。
そして九時半になった。
先生の許しが出てから、みんな一斉に教室の外へ歩き出す。 私は、のろのろと。。
新クラスは、階下のわたり廊下に、張り出されてある。
黒山の人だかり。
自分は、ちらりと興味なさげに、横目で紙を睨む。
ぁ!!!!!!(嬉
ぁぁあああ!!!!!!!!!!(眼を丸くして
・・・・・・(落
イッショだ・・・・・・(どん底
ご臨終でぅ(チィン。
黄色い声の響く中、さっさと教室に戻る、わらわ。
さよなら。三年生。
講習の終了後、園芸部らしく、昼から五時半くらいまで、凄く楽しく作業をした。 雪柳を植えて、チェイランサスの周りの草を抜いた。 ポピー畑も作ろうということで、音楽室の近くの意志混じりの固い土を顧問は、ツルハシで、柔らかくした。が、石ころばかりなので、本当に芽が出るかは、謎です。 ・・・・出てほしいけど。 やはり私は、土と作業するのが楽しいのだ。
すっかり暗くなった帰り道、顧問の先生に、たこ焼き屋でたこ焼きと焼きそばをご馳走になった。美味しかった。 顧問は酒飲みなので、ビールを飲んでいた。 同時に彼は、汗かきだ。夏は、タオルを手放さない。 でもなかなか。彼は、かっこいいのではないか、 なかなかと言うよりむしろ、かなり!! そのころ永田町は大騒ぎしていた。 私の顔も、ぽっと赤くなっていた。
これ以上、人を好きになって、傷つけるのはやめようと、この前、決心したばかりの筈だ。
罪だ。罪だ。罪だ。
恋愛は、禁止だ。§2002年03月26日(火)§ |