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昨日の続き。目的地に到着した。はっきりいって寒い。標高が高いから寒いのはあるけど、雨にぬれたせいで思いっきり寒い。ここは何月なんだって感じで。ちなみに目的地のこの山は標高3000mを超えてる。寒いのは分かってたので長袖もっていってたけど、上着の下は半袖のまま頂上目指してのぼる。バイクでね。天気もばっちりはれていたけど、霧が結構すごかった。のぼるにつれて。何がすごいって、ここは雲よりうえにある。雲です。雲の上。本当かよって思ってたけど本当だった。雲より高いスカイライン。まさに空への道って感じで、眺めは過去最高に綺麗だった。この景色は一生忘れない。頂上まで何キロあったんかな、10kmはあったはず。もっとあるんかな。分からないけど。いやあ、もう本当にすごかった。絶景、絶景!!

岐阜、万歳!!

12時間の疲れも忘れるような見事な眺め。ハイジの風景に似てた。山は緑で空は青い。空気は綺麗で、雲の上。たまらない。でも、寒い。上にいくにつれて寒すぎて口がまわらない。ちなみにいっぱい写真とったのに、カメラ壊れててとれず。デジカメの方だけになってしまった。悔しい。

ここ有料でバイクは1100円だった。片道ね。でも、そんくらい高くない。価値はある。八合目くらいかな。下は真っ白で何もみえない。空は曇ってる。寒い。寒い。真冬並み。仙人が住んでるんじゃないかと思った。そんな感じ。霧なのか雲なのか。とにかく真っ白で寒い!!

なんだかんだで、頂上到着。真っ白。。。で、とてつもなく寒い。20度きってんんじゃないんかな。下に長袖着るが、寒すぎてボタンをとめる手が震えてなかなか止まらない。でも、早く着ないと寒いし下は回らない。笑顔は凍りついたまま記念撮影。ちなみに、この写真とれてない(笑)ショック〜。デジカメでとってないし。ああ、くそカメラ!!しっかり目に刻み付けておいた、この景色。といっても頂上は曇ってたせいもありゆうほどではなかったかな。綺麗とかじゃなくてむしろ怖かった。バイクも結構登りにパワーがなくて、いけるんかいなって思ってた。タフネスバイク。おつかれさん。

ちなみにくだりはデジカメ片手にもって走りながら写真とりまくった。一部動画も含めて。くだっていくと、途中で光ってるところがあって、そこが謎の湖のようなエメラルドのきれいな空間があった。おそらく山の狭間になるんじゃないかなあとは思うけど、オアシスっぽかった。綺麗。でも、あとは霧とか雲で真っ白。でもおりていくにつれて、とても雄大で綺麗な景色が広がってて感動した。来てよかったなあって。ここまで来た甲斐があったなぁ。

で、下って速攻帰る。もう時間もないし。この疲労振りではたして京都まで帰れるのか。二人とも絶対無理だなあって心で思いつつ、走る。
相変わらず意識飛んでたので、メロンは走りながらばしばしと手とか足とか叩いてくれてた。いやあ、まじで眠いのよ。よくあんた運転できるわねって感心してた。ちなみに、歌うたったりとか本当に色んなことを考えてた。12時間以上もたてばもう考えることも思いつかない。だから意識も飛ぶ。

日も暗くなったころ、行きとは道を変えて帰った。岐阜県八幡の堀越峠(多分)の山頂では綺麗な夜景が見えて目もさめた。夜は夜景があるからいいね。峠おりて明かりのある交差点でバイクをとめて地図見てたら、自転車に乗った地元のおばちゃんが話しかけてくる。道わかんないんだったら、教えるよって。で、半信半疑で話をききつつお別れ。いい人いるなあと思うのもつかの間。続いて若いカップルが話しかけてくる。カップルかどうかはわかんないけど。京都まで帰るっていったら、すっごい驚いてて、何号線通ってなんたらかんたらって言うから、地元っ子か聞いたらなんと福岡の人だった。女の方が。男は地元っぽかったな。四人でここ行って次はここ走ってるといいとか教えてくれて。時間はかかるかもしれないけど、この道で行くのがベストだということで、お別れする。いやあ、岐阜の人は親切だなあ。と感動した。向こうから声かけてくれるなんて。実際、教えてもらったルートで(←8割だけ)途中までいったことによりかなり楽に帰ってこれた。

もう夜中の2時くらいかなって思ってたけど、実際休憩したコンビニではまだ9時半だった。もう時間間隔ないし。肩のこりかたが半端じゃない。筋肉痛と肩こりがダブルできてた。それも驚異的な強さで。滋賀県内に入ったとき(米原あたり)はほっとした。もうあとちょっとだなあって。いやまだ二時間以上はあるけど。ほぼテリトリー内だなという安心感。道がやや遠回りになってしまって、彦根通って守山通って琵琶湖大橋わたる。彦根は行ったことあるし(夜だけだけど)安心してた。迷う事はないし、滋賀には友達も住んでるし京都までは近いし。ただ湖岸道路は死んだ。長すぎ。いつまで走っても湖岸。とてつもなく長く感じた。かなりのスピードでてんのに全然進まないかのような感じ。

橋渡ったときは、もう一時間以内で帰れる〜〜って、早く帰りたい帰りたいの気持ちでいっぱいだった。家ついたらお風呂入って速攻寝ようって考えながら。駐輪場ついて降りたときにはもう、フラフラも超えてた。足取り重く家まで歩く。かえって速攻、メロンは意識飛んでた。

合計20時間くらい。ほとんど走りっぱなし。運転ご苦労。お疲れです。

過酷な旅だった。今までに経験したことのないハードな時間。車でいったほうがよかったかは分からないけど、バイクで行きとおしたことは凄かった。(途中何度も、ここで手を離して落ちて死にたい。今死んだら絶対幸せに死ねる、とか考えてたけど。)社会人になってからは体験できないと思った。来年も無理と思う。まさに今しか出来ないことを今日やった。それはすばらしい一日だった。今日は色んなことに感動したし、色んな経験をした。これは一生忘れないし、ずっと誇れる経験だと思う。(まあ私は運転してないんで、あまり誇れはしないけど)今日見た景色と体に感じた疲労はもう忘れない。同じ場所にもうバイクの二人乗りで行く事はないと思う。(多分、もう無理)でもまた行きたいな、乗鞍岳には。飛騨には温泉いっぱいだったから、温泉行きたい。今度は車で。でも、もう今期を最後に一般車の通行は出来なくなるそうだ。雪も降るし、10月くらいまでかな。なにせ標高が高いから、通行規制ははげしい。環境保護のためらしい。ので、もういけないんだけどね。

口では伝えられない、写真でも伝えられない。見た人にしかわからないすばらしさ。ボキャブラリー少ないから、すごいって言葉しか出てこないけど、時間がある方はぜひ、行ってみて欲しい。最近笑顔のない人は必見。絶対笑顔になれる。


これ、金曜の朝にかいてるんだけど、肩が死んでる。眠気はないけど疲れは全然とれてない(汗)実は、今夜ゼミコンなんだよね〜〜。私もたいがいタフだなあ。。
diary
2002年07月26日(金)

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