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2005年12月17日(土) 林田さん速報 part1-1

もうね。言いたくてしょうがないんですよ。
最近すまのことも書かず、こんなことばかりで、ごめんなさい。
でも、じゅりちゃんが書きたいことを、なのです。
仕方がないので、ガマンしてね(はーと)

林田さんに関しては、「ごきげんじゅりちゃん(林田さん)」
「グアム旅行part2」である程度お伝えしていますが、その後のことです。



■ 林田さん、プロジェクトメンバーになる! ■

「ごきげんじゅりちゃん」の回でも話が出ましたが、
林田さんはめでたく「新システムに関するプロジェクト・メンバー」の
一員に選ばれました。(ぱちぱち!)
これは当社の業務に関するスペシャリストを集めての選抜会議です。

別にじゅりちゃんが強行に推したわけじゃないですよ。
龍兄もたっくんも推薦リストの中に、林田さんの名前、書いてましたよ。

大規模センターの担当者も勿論ですが、中規模センターからも欲しい。
名前があがっていたのは、九州・林田さんと、広島・小宮君。

「林田さんでしょう」

龍兄の一言で全員がリストに、くりっとマル。
そうだよな。小宮君も欲しいところだが、林田さんだよ。



「ねぇねぇ。こういうプログラムを作ったんだけど、どうかなぁ?」

センター業務に関する新プログラムをじゅりちゃん作成!
喜んでくれるかなぁと、主要センター担当者に連絡。
当社第一の規模を誇る埼玉のセンターの工場長代理は、大喜びだった。
これは林田さんだって、喜んでくれるハズ!

「ねぇねぇ。どう? どう?(わくわく)」

テストデータをメールで送り、電話で林田さんに感想を聞く。
もし不十分な箇所があったりする場合は、指摘してもらい、
完成度を上げてから、全国にお披露目、という手はずなのだ。

「うーん。どうかなぁ??」
「えっ? あんまり、そそらない?」

ノリの悪い林田さん。どうしてだろう? 狭山の人は大喜びだったのに。
そしたら、林田さん!

「って言うか、こういうのよりも配送と在庫に関することで、
こういうプログラムを、うんたらかんたら、あーだこーだ・・・・・・」


うっ。ヤツのアタマの中は、夢のプログラムでいっぱい。
つまりだ。こんなことをしているヒマがあったら、
こういうプログラムを作れば、もっと効率よく仕事が出来る、
ということを、延々延々、延々、延々・・(泣)

「うっ。あのね。よくわかるんだけど、今のシステムだと難しいのよ。
でも勿論、次の新システムではその件、入れる予定だから・・・」

こう言うと林田さんは、荒かった鼻息をようやく静めてくれた。
ちなみにじゅりちゃんの新プログラムには、見向きもしてくれなかった。
(狭山の人に話したら「林田さん、必要じゃないの?」と驚いていた)


つまりだ。
こういうところを見込まれての、プロジェクトメンバー入りというワケ。
小宮君は日常業務には、林田さん程ではないにしても精通しているのだが、
いかんせん、ここまでの発想を今までに見せてくれたことはない。
勿論、林田さんの方が勤続年数が長く、その分余裕もあるだろうから、
いろいろと考えることが出来る、ということでもあるだろう。

しかし。マジで鼻息荒いよ、ヤツは。
「ここで参加しなくて、どうする、オレ!!」
選抜メンバーの打診に対し、相当の意気込みでOKしたに違いない。
(打診は本部長から各所属長に打診され、当人に伝えられた)


そういうワケで、来年はじめより。
林田さんは月1以上の頻度で、東京本社へとやってくる。
個人的にはうれしいことだが、そうとも言えないコトの方が多いのだろう。
詳細は後に続く。



■ メンバーになったでしょっ! ■

「じゅりさん、よろしくね!!」

メンバーになった方々から、続々と連絡が入る。
正式発表前とはいえ、当事者はわかっているし、当然コチラも知っている。
特に地方の方からすると、本社に行ける!会社の金で東京に行ける!(笑)
というのは、わくわくすることだろう。
勿論「選ばれた」というのも、うれしいことだと思う。

だがその中で、頑なにその話をしない人がいる。
そう。話題の林田さんだ。


打診が行われたと思われる翌日。林田さんから電話があった。
「お疲れ様です!」そう言うじゅりちゃんの言葉の後、林田さん無言(笑)
そしてその後「ぷっ!」と彼は笑った。

「なんで笑うの?」
彼から「よろしくね」という言葉が欲しく
自分からは言わないじゅりちゃん。そしたら林田さん!

「いろいろ思い出しちゃって・・」
(多分「ごきげんじゅりちゃん」の時の会話のことと思われ)

くぅ。コイツも自分からは言わないタイプか!
わかっているのに! お互い、わかっているのに!
そして互いにガンコに言わないまま、数日が過ぎ、
結局、根負けしたのは、じゅりちゃんだった。


「ねぇ。わたしに何か言うことない?」
「えっ? なんのコト??」

マジで戸惑っているよ。鈍い男だな。
しばらくそのやり取りを繰り返すと、さすがに思いついたらしい。
互いに「よろしく」と挨拶を交わし、
初日会議(来年予定)について、いくつか話をした。


だがである。夕方その時の対話を思い出していて、あることに気がついた。
もしあの質問がああいう意味だったら、自分は間違った答えをしている。
そう気がつき、電話するまでもないので、メールを送った。
尚なぜ、じゅりちゃんが夕方、その対話を思い出していたか?に関しては、
みなさんの想像通りなので、詳細は省く。


メールしたため、それだけではそっけないので、追伸を添える。

林田さんが選ばれたのは、わたしの恋心だけではありません。
全員一致で、林田さんがあっさり選ばれました。
私たちは、林田さんが考える新しいイメージを必要としています。


翌日、彼より返信が来た。

自分のことにもかかってくるので、がんばりたいと思います。
(評価や自分の仕事にかかってくる、という意味と思われ)
ご期待ください!


林田さんから、めずらしく自発的に発言があった。
そして多分、この意気込みは、他の人には見せていないハズ。
彼は無口で、この件に関しても、九州支店内で話題になっていないようだ。


恐らく。と言うより、絶対。立場が違う人々が集まり、
それぞれの意見を言うのだから、モメるのは避けられない。

「全員が満足するプログラムは作れないのはわかっています」
「そうですね。全てに満足する人も、一人もいないでしょう」

龍兄との会話。どこかで必ず不満が残る結果となるはず。
だが全員が、ある程度満足するシステムが作れれば上々。
つまり全員が、ある程度不満を残す、ということだ。
そしてその不満の矛先は、勿論、我々、業務課である。


「お互い覚悟しましょう」と、龍兄と誓い合う。

いいことばかりじゃないぞ。絶対。
林田さんとだって、モメるのは必須。
だからその被害を、どこまで抑えられるか?
つまり、感情のもつれをどこまで抑えられるか?
って言うか、それだけは絶対、全員と最小限に抑えなくてはいけない。

そのためには、常に公平であること。
そして、全体を見て判断すること。

うかれてばかりは、いられないのだ。
いや、個人的には、林田さんと毎月会えるのは、うれしいし、
一緒に仕事が出来るのも、うれしいんだけれども。
そして勿論、林田さんが、彼の意気込みを私に伝えてくれたことも、
とってもうれしいのだけれども。



■ 林田さん、ワガママを言う! ■

九州支店会議でまたしても!
「オレを納得させたいなら、ちゃんと根拠を示せ!!」
デ部長から所属長が変わっても、また同じコトを・・・(トホホ)
して、「じゅりさん、こんなデータが欲しいんだけど・・」
林田さんからの電話。当然の結果である。


「出来る?」
「出来ますよ。明細のデータから抽出できるよ」
「そしたらセンター別で、こんな感じで、ふんたらかんたら・・・」

前に作ったプログラムと同じデータだからな。
ヘタに知恵つけちゃったから、言ってくることも高度だよ。
でもね。問題はソコじゃない。

「ちょっと待って。まだやってもいいよって、言ってないじゃん」
「なんで? データあるんでしょ?」
「あるよ。前に渡した取引明細のデータだよ。アレから作るの」
「じゃ作れるよね。でね、こんなで、あんなで・・・」

ちょい待ち。出来ると、やるは、違うのだよ。
通常、我々業務課は、個別のデータ提供の要望には応じない。
全てに応じていると、通常業務を圧迫する恐れがあるからだ。

勿論、応ずる場合もある。
業務上、必要と思われるもの(全国規模で)
所属長から特別に依頼があった場合。
また毎月業務課が行う通常業務に含めるとすれば、
ソレ相当の手続きが必要になる(龍兄決済とか)


「通常はこういう個別の要望には、応じていないのよ」
「そうなの?」
「うん。それに林田さんは、毎月やってほしいんだよね。
そうなると、林田さんからじゃなく所属長から依頼が必要になるのよ」

龍兄などそっけない。「ムリですねー」と笑顔で蹴っている。
だがじゅりちゃんは、単発で簡単なモノなら応じることにしている。
龍兄には怒られるが、なるべくやってあげたい。
それに「欲しい」というからには、根拠があるのだ。
それを理解するためには、やってみなければいけない。
そういう要望の中から、実現した定例業務もあるのだ
(面倒だけどね。墓穴)

そして林田さんだが、彼の「欲しい」は、自分はおもしろいと思う。
センター管理者が、なにを欲しているのか?
そのデータから、なにを読み取ろうとしているのか?
そしてそれを活用することで、効率的な仕事への意欲。

そういうものを、自分は知りたいし、大事にしたい。
だから彼の要求には、なるべく応えるようにしていた。
決して恋心だけからではないことを、ここで断っておこう。


しかしである。今回の林田さんは、ちょっと強引である。
作れるとわかると、作ってくれて当然!という感じである。

さすがにソレはマズイ。
業務課がソレをやって当然!と、林田さんが考えてしまっては、困る。
なにせ、所属長の龍兄は、快く思っていない。
現業務に影響を与えない範囲でなら、と、
わたしの方針を黙認しているに過ぎないのだ。


「毎月っていうのは、ムリなのよ」
事情を話してみる。勿論、やってあげたい。
だが、ソコの点だけは、理解して欲しいのだ。そしたら、林田さん!


「だって! 支店長が出せ!って、言うんだもん!!(怒)」


じゅりちゃん大笑い。オマエはコドモか?(笑)
いい大人が、それもわたしより確か3つ上の男が、
怒ったように、そんなこと言うなよ(でも好き)


なんと言うか。林田さんにも、そんなコドモっぽいところがあるんだ。
グアムで一緒の江川君にも少し感じたけど、これが九州男児ってこと?

親しくなった証だろうか? 遠慮がなくなってきている。
そうすると甘えが出る。その甘え方がストレート。
ちょっと関東の男とは違う。表現がコドモっぽくストレートなのだ。


大笑いのじゅりちゃん。そして笑うじゅりちゃんに、
「なんで笑うんだよー!」と怒り爆発の林田さん。

「わかったわよ。そんなに欲しいんだ」
「だって支店長がっ!」(←コドモ・笑)
「わかりました。でも毎月はムリよ。
毎月欲しいなら、データあげるから、加工は自分でやるのね」

前もそう。毎月比較したいデータがあるとのこと。
だがそれを業務課でやるワケにはいかない。
だからアクセスとエクセルで、じゅりちゃんがプログラムを作る。
データは毎月サーバーにアップするので勝手にやって、ということだ。
データ自体は大阪支店でも使っているので、林田さんだけではない。
(大阪支店のプログラムも、じゅりちゃん作!)


「じゃプログラム、作ってくれるんですよね」

念押ししやがって。林田さんにゃ、作れないよ。
人が、それもアクセスの知識のない人用につくるのは、
あらゆるエラーを考慮して作るし、操作を簡単にするように工夫するから、
自分用に作るのと違って、超めんどうなんだよ。

「そうだ。前にあげたプログラムと同じデータなのよ。連動させたい?」
「連動させると手間が減るんですよね。じゃそうしてください」

言ってすぐ後悔。けっこう面倒だ(泣)
そして納期は年内ということで、決着した。


だが林田さんは頼むだけ頼んで「ありがとう」とも言わない。
いやまだ出来上がってないから、と言えばそうなんだけど、釈然としない。

「もう! 結局林田さんの頼みをきいちゃうんだよ!
 わたしって、優しすぎっ!」
 
多少、自分自身にもハラをたてつつ、そう言うと、林田さん!!


「・・・・・・。わかってますよぉ〜・・・・」


ちくしょう。クチがうまくなったぜ。成長しているな。
ちょっと甘えた感じで言うところが、また小憎らしい。
今ここでこう言っとけば、じゅりさん絶対やってくれる!ってヤツですよ。


惚れられた男の強みを、存分に発揮して。
ボクの頼みをきいてくれるよね?
あまえてみせれば、逆らうことは出来ないハズだよね?


なんて悪い男。林田シュージ。

わかっているのよ。シュージは悪い男。じゅりちゃんは都合のいい女。
だから言いなりになっちゃ、いけないの。いけないの。
わかっているの。でも、うれしいの(はーと)
シュージが意外とコドモっぽいのも、甘えてくるのも。

そーいうワケで、じゅりちゃんは今週、その悪い男のために、
えっちらおっちら、プログラムつくりに励むと致します。

お礼はシュージのカラダで払ってね。
毎月会うんだから。いつでもいいわよ。


!念のためお伝えいたしますが、じゅりちゃんは奥様方の敵な行動は
 (以下略)


またしてもエンピツ容量オーバー。事項に続く・・。


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