Juliet's Diary
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2005年08月24日(水) |
トリビアの泉(電車男) |
トリビアの泉で「アキバ系の男性の電車男率」を計測していました。 怖い人に絡まれている女性を、助けることが出来るか?というものです。
まずターゲットの男性は、秋葉原で「ひとりで歩いている男性」 グループは対象外で、あくまで「ひとり」が条件です。
ターゲットの男性は、しかけ人のメイドさんがくれたチラシを手に、 秋葉原の人通りの少ない路地に入ってきます。 するとそこには、怖い男性に絡まれている若い女性が!!
で、今回は、そのアキバ系の男性が、その女性を助けることが出来るか? というのは、「トリビアの種」でございました。
じゅりちゃんの予想。100人中10人もいない。 実際、そんなときに助けてくれる男性なんて、そう滅多にいないものです。 今まで外でなんらかの怖い目にあったとき、助けてくれたのは、 ほぼ100%に近い確率で、女性でした(笑) そう。おばさまね。
そりゃ電車の中で具合が悪くなった時は、男性だって助けてくれましたよ。 でも、こわーい感じの人がいた時は、大概、おばさまね。 まわりに人だってたくさんいても、絶対、おばさま。
だからね、ひとりでいる男なんて、絶対、役にたたないの。 せいぜい、警察を呼びに行くとか、もしくは本人が警察関係の人とか、 もしくは、武道をやっていてある程度自信がある人なら、別だけど。
これは、本人の体格とか、アキバ系とか、ぜんぜん関係ない。
「男は頼りにならない」
グループでいる時とか、彼女といっしょとかなら、わかるけど、 「ひとり」でしょ? まずムリよ。まだ女性の方が頼りになる。 同性同士、困ったときはお互い様、って感じよ。 男なんて、頼りになるかよ。ふんっ。
案の定。彼らはびっくりして立ち止まるものの、結局アウト。 実験が終わった後のインタビューでは「怖くて・・・」だって。 そりゃそうだよな。怖いよな。 でも絡まれている女性は、もっと怖いんだよ。
しかし。 じゅりちゃんの予想を裏切る結果。なんと、100人中69人が電車男!
すごいのよ。確かに弱っちい感じもあるんだけど、がんばっているのよ! 「ボクの友達になにか用ですか?」と割って入ったり、 最後は女性の手をひっぱって走って逃げたり。 中には、セーラームーンの格好をした男性もいたけど(笑) 最初はびっくりして躊躇するんだけど、でもがんばっている。
ちょっと驚いた。カンドーすらした。 自分の考えが、間違っていたような気がした。
勿論、いろいろ考える。仕掛け人の女性は、かわいいモデルさん。 それに対し、じゅりちゃんはどこにでも転がっているような30女。 だからかしら? とも思うけど、さすがにそうだと決め付けるのは、 勇気を出してくれたアキバ系男子に申し訳がない。
じゃアキバ系男子が勇敢なのか? しかし彼らの体格は、一般的な日本人男性とかわらない気がする。 じゃじゅりちゃんが日頃電車の中で目にするサラリーマンと、 アキバ系の男性は、いったいなにが違うのか?
だってじゅりちゃんの最初の予想、100人中10人もいない、だよ。 それに対して、アキバ系男子は、100人中69人ですよ。70%!
ありえない。絶対、ありえない。
101回目のプロポーズというドラマで、印象的なセリフがある。 浅野温子さんが、武田鉄也さんに言うセリフ。
「負けるってわかっているのに、あの人は立ち向かっていったのよ。 そんな人を、忘れることが出来る?」
昔の恋人とデート中、複数の男性に絡まれたとき、 その昔の恋人(確かギバさんだった気がする)が、 「キミは逃げろ!」と言って、その男性達に立ち向かっていった、 そんな男性を、忘れることが出来ない、というようなセリフだった。
子供心にも、とても印象的だったし、今でもそう思う。
いざという時、身を挺してでも、愛する人を守ってくれる男性でなければ、 自分は人生を共にすることは出来ない。 電車男じゃないけど、エルメスちゃんの気持ちがわかるよ。
男は見てくれじゃない。最後は「守ってくれるか?」だ。 それは経済的にとか、精神的に、もあるだろうけど、 最後の最後は、「カラダはっても!」というのは、結構重要だ。
世の中の男性は、アキバ系男子をあざ笑う傾向がある。 「オレたちよりも下」みたいな感覚がある。 理由はきっと、一日中アニメを見たり、PCやったり。 そんなことばっかりやっていて、とでも、思っているんだろう。
でもさ。オタクって、すごいんだよ。 ひとつの事に集中して、その分野の知識が豊富である、ということ。 今の日本だって、オタクが作ったようなものだと思っている。 日本の車や電子機器などは、その道のプロ、別名オタクな人たちが、 懸命に作り上げたものだと、自分は思っている。
「オタク」といわれるくらいになれば、趣味も最上級クラスに入る。
自分はそう思っている。っていうか、何かのことで、 自分は「オタク」と称されたいと、常々思っている。
そんなこともわからない、世の中の男達よ。 数年前まで、「くさなぎつよし」をバカにしていた男達と、 おそらく同種の男達だろう。
ひとつのことに熱中する喜びを知っている人は、 決して、他の人が夢中になるなにかをバカにしたりはしない。
ビバ! アキバ系! もともと偏見は持っていなかったが、今回、更に好感度アップ。
しかし、普通の男に対しては、偏見度アップしたぞ(笑) さてさて、今度は普通の男性100人に、同じ実験をやってほしいですね。 70%近い数字なんて、絶対、出てくるワケがないんだから。
追伸
「ボクはね、じゅりちゃんがスマップを好きな気持ちがわかるよ」
とは、ある後輩の言葉。 先日の「アンチ・キムタクの意見」の日記で出てきた、 アンチ・キムタクな女性と結婚した、あの後輩だ。 その後輩は、自転車マニアだ。ヨーロッパまで自転車持って行って、 旅行してしまうくらい、自転車大好き人間。 どこがおもしろいのか、さっぱりわからないが、じゅりちゃんもわかる。
会社には「ガンダム・マニア」がいる。 身内にも、ガンダム好きがいる。電車マニアもいる。 中国好きが高じて、中国で放浪していた叔父もいる。
父は、歴史マニアで切手収集家。 歴史の本はくさるほどあるし、資料も豊富。 子供の頃買っていたという「戦争図鑑(だったかな?)」というのは、 歴史の先生に貸してあげたら、ものすごいよろこんでいた。 戦後すぐの資料だから、とても貴重らしい。 切手に関しては、祖父の代からだから、これまたすごいコレクションだ。 釣りや盆栽に関しても、かなりの知識量のようで、 家の前を通りがかった人から、お声がかかるくらいの力量らしい。
マニア・オタクと言われるくらいの、なにかがほしい。 じゅりちゃんは、そこまで言われるほどのモノを、持っていない。 すまっぷや歴史、韓国、へビィメタルは、普通の人よりは、知っている。 でも、その中で判断したら、ぺいぺいなレベル。
なんでもいいのよ。オタクといわれるほどになりたいわ。 わたしにとって、「オタク・マニア」という言葉は、 ものすごい「称号」なのです。
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