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2005年06月11日(土) うるさい女のその後

効果は着々と表れていた。

まず1発目は、”うるさいっ!”と常々言っていた九州支店長。
もともと東京の営業マンで、付き合いは長い。
まぁ、言われまくっていたので、こっちからご報告。

”うん。なんかね、違うと思っていた。でも、あえて、尋ねなかった”
さすが、元特攻隊(意味なし)
”どうしたの? 注意でもされたの?”

うーん。いいことあった?とは、思ってくれていなかったようだ。
仕方がないので、タネあかし。大笑いされた。ウケまくりである。


その電話を切った直後、広島営業所長、通称、エロ所長からお電話。
”ダレかと思ったよ〜!!!” と、びっくりしまくり。
オマケに”あんまりカワイイんで、ムラムラしちゃったよ”だって(笑)
こちらも、タネあかしで、爆笑。


3発目は、静岡営業所長。こちらも元東京営業マンで、
わたしが営業部にいた最後の頃の、担当営業マンだ。付き合いは深い。

”なんかさぁ、つまないんだよねー”

元気がない感じで、ふつーっぽくて、面白みに欠けるんだとさ。
ちなみに、札幌所長代理と広島所長に”かわいい”と言われた、と言うと、
”そうは思わないけどさぁ”と、普通に否定された。


4発目は、四国営業所在庫担当者の方。
”びっくりしましたよー”だそうだ。



人それぞれの反応である。それは2種類に分けられると思う。

まず、好意的反応を示す人々。彼らは、主に地方営業所の方々。
会議などで会う場合もあるが、ほとんど行動を共にすることはない。
主に電話での交流となっている。

そして否定的、もしくは”ふーん”な反応の人々。
これは、元東京の営業マン。九州支店長と静岡営業所長。
彼らは私を良く知っているし(付き合い10年)
そして、直接携帯電話で話すことも多かったので、超被害者だ。
ちなみに、間接被害者、たっくんと龍兄も、どーでもいい感じだ。


つまりだ。人は、慣れるのだ。
ものすっごい迷惑でない限り、人は慣れる。
この人は、そーなんだ、と、思ってしまうのだ。

ちなみに、自分は木村のような女はキライだ。
自分の意見もはっきり言えない、そういう人間は大嫌いだ。
しかし、つきあっている。隣の部署だから、というのもあるが、
それでも、うまくいっていると、思っている。

木村も、わたしをソレ相応に、大事にしてくれている。
勿論、すまっぷという共通点もあるが、自分は慣れたと思う。
多少はっきりしなくても”木村だからいいか”と思えるようになった。


たっくんの言うように、長いこと一緒にいた人たちは、慣れていたのだ。
兄部長が笑っていたのは、慣れていないからだ。
もし慣れたなら、笑わない。じゅりちゃんがそういう人だと、思うからだ。

”なんか、つまんないんだよねー”

確かに、静岡営業所長は、そう言った。
彼とは、数年間コンビを組み、互いを知り尽くしている。
移動の打診があった際、まっさきに相談を受けたのは、自分だった。
それも、既にわたしは、業務部に移動になっていたのにもかかわらず、だ。



常々、思うことがある。人の意見なんて、あいまいだ。
例えば、私のことを、”はっきりものを言うので怖い”という人がいる。
しかしその一方で”さっぱりしていて好き”と支持してくれる人もいる。

気遣いが足りない、という人もいれば、
こちらも余計な気を使わなくて済むので、一緒にいて楽、という人もいる。
だらしがない、という人もいれば、
物事にこだわらないのがいい、という人もいる。

例えば、たっくん、龍兄。彼らは多分、わたしのことは、嫌いだろう。
それでも、一緒の部署にいるからには、
彼らなりにそれぞれ、それなりに折り合いをつけていると思う。
わたしも彼らのことが好きか、と、問われれば、ハラの立つこともある。
でも、長年一緒にいるからには、いいこともあるのだ。


難しいな、と、思う。
そして、自分が相手に思っていることも、絶対ではないのだと、知る。
ひょっとしたら、ものすごいわがままな意見なのかもしれないのだ。

ちょっと考えてしまったが、いい経験だったのかもしれない。


追伸

しかし、よく知っている人には”つまんねー”か(笑)
あんなに文句を言っていた九州支店長も、物足りなさそうだった。
”そのうち、モトに戻るよ”とまで、言われてしまった。
さてさて、どうなることやら。



追伸2

たっくんには報告しているが、龍兄には言っていない。
そして、龍兄も無反応で、関心がないようだった。

”査定の面談までに、この用紙に記入しておいてください”
”今期の成果、ですか・・。今期は、特に大きなことはなかったなぁ・・”

そうぼやくじゅりちゃんに、龍兄、一言。

”まぁ、電話の声に注意しているとか。そんなのでもいいですよ”

普通に言わないでください。気にしているんだから。
それに、査定の資料に、そんなこと、書けませんから。



追伸3

ちなみに、今回の査定は、じゅりちゃん、普通。
これといって、大きなこともなく。そして、大過なく。

”なにか新しい知識を身につけたとか”
”別に・・。今までの知識を使って、って感じですしね。
勿論、細かい知識は増えたと思いますが、言うほどのことでは・・”

今までの積み重ねの上に、うっすら、まんべんなく。
人の成長は目覚しい時もあるが、その時は荒削り。
多少時間が過ぎると、熟成期間に入る。今は、そんな感じ。

積み重ねた知識を整理し、最適な判断を下す。
その手順を迷うことも増えたが、知識が増えた分、迷いも増える。

じゅりちゃんの査定は、今期は普通(多分)
夏のボーナスは、社内平均、といったところか?
まぁ、来期に飛び上がって見せるさ。声は小さくてもね。


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