Juliet's Diary
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我家には男兄弟がいないでわからない。 親戚に男の子はいるが、他人に暴力を振るうような子はいない。 おじさんたちも、全員、そういう人ではない。 当然だが、自分の親しい友人にも、暴力的な人すら、いない。
それが普通だと思っている。 勿論、全員がおとなしい子ばかりでなく、レスリングのチャンピオンだったり、 兄弟同士では、ばかすかやっていることも、たまにあるらしい。 でも身内と人様、そして、やったらどうなるかをわかっている子だと思っている。 親戚でも、離婚家庭はない。親の兄弟も、とっても仲がいい。
小学・中学校のとき、確かに暴力的なクラスメイトはいた。 そのほとんどの子が、家庭になんらかの問題を持っていた。 家が安定していないと、精神的に不安定なのかもしれない。 でも、片親だろうと、貧乏だろうと、まじめな子も、確実に存在していた。
幼馴染が、いわゆる番長みたいな存在だった。 でもウチの母親が”○○ちゃん、ウチの子が上履き忘れたから、持ってって” と言うと、ちゃんと教室まで届けてくれるし、万引きとかもしない。 同級生に暴力を振るうなんて、絶対ない。 逆に、いじめっぽい雰囲気があると、その子が教室に入るだけで、 ぴたりとその空気がとまる、そんな子だった。 でも、市内では有名な不良君でした。昭和47年生まれ世代の埼玉県ね。
めぐまれていたと思う。すごくそう思う。 だから、ご近所の人たちの気持ちも、よくわかる。 続けざまに暴力事件や、傷害の前歴を持つ人の存在は、やはり気になる。
実際はどうなのだろう? 世の中に児童施設は、必ずあるはずなのに、 自分は、その存在を、見たことがない。知り合いもいない。
それでも思う。だからといって、立ち退いて、は、あまりに非情だ。 高島さんのセリフにもあるが、自分だけは過ちを犯さないとは限らない。 子供の世話を、他人に頼まなければいけない時がくるかもしれない。 注意していても、自分が加害者になる可能性だって、絶対否定できない。
きれいごとだろうか? 現状を知らない人間の、偽善なのだろうか?
追伸
いよいよ後半へ向けて話が大きく動き出しましたね。 今回はその助走、という感じです。次回に大期待です。
追伸2
電話の音で、がばっ!と起き上がる。
股開き! 股開き! 堺さんの股開き! わぉーん!
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このページの左側のすまさんのイラストは、side street の yokoさんの作品です。 非常に非常にお世話になっており、またyokoさん自身もとても大好きな方です。 そのyokoさんが、署名活動をされています。
じゅりも署名しました。 yokoさんの趣旨をお読みになってご賛同いただける方は、ぜひご協力くださいませ。 よろしくお願い申し上げます。
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