Juliet's Diary
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2004年02月03日(火) |
僕と彼女と彼女の生きる道(第5回) |
ひょっとしたら、気がつかないかと、思っていた。 男親など、細かいことには、気がつかない。 だけど、徹朗は、深刻には、思わないけど、気付いたようです。
”だって、小学1年生だよ?” ”お父さんも、クツとか、隠されたなぁ〜”
わたしも、徹朗と、同じかも? 自分も、いじめられたことが、あるけど、大して、気にしない子だった。 仲間ハズレにされたり、教科書に落書きされたり、いじわるされたり。 言葉でも、いじめられたけど、でも、毎日、元気に、学校に通っていた(笑)
ちょっと、鈍感で、バカな子、だったのかもしれない。 だからかもしれないが、あまり、深刻には、思えない。 身体的暴力がなければ、大人になったって、いじわるな人はいるし、 正直、それを乗り越えるのも、子供時代の試練だと、思っている。
でも、おかあさんの体操着袋、は、こたえるなぁ〜。 まぁ、相手の子供は、事情をしらないから、なんだろうけど。
”毎日、半年だって、来ますっ!”
学校の先生が、どうも、あてにならない。 ならば、今、娘を守れるのは、自分しかいない。
親というのは、ありがたいです。 ひょっとしたら、のん気に、学校に通っていた、わたしの時も、 しらないうちに、親とかは、心配していたのかもしれない。
徹朗は、子供を守る、一緒にいる、という意味に、気がつき始めたみたい。 無論、その意味は、自分も、よくわからないのだけど、 でも、徹朗を見ていて、こういうことなのかなぁ、と、思ったり。
相手は、子供だけど。まだ、弱い存在だけど。 でも、一緒にいる、っていうことは、ひとりの相手と、同じなのかも? 感情を持って、自分の言動に、影響されて、そして、いっしょにいる。
”子育ては、恋愛と同じくらい、楽しい”
CMのコピーだが、徹朗は、りんちゃんに、恋しているよう。 でも、いっしょにいるって、いうのは、恋愛と、同じなのかもしれない。 結局は、人と人との、関係なのだから、それが、恋人だろうが、 夫婦だろうが、親子だろうが、同じなのかもしれない。
パパと一緒に、ハミガキ。 その小さな背中越しに、手を回せる距離感が、親子であり、 そして、小さいうちだけの、宝物だよね。
あれは、監督さんの、指導なのかな? それとも、なんとなく、なのかな? 個人的には、なんとなく、で、あってほしい。 それらな、独身のつよしくんが、仮想世界でも、パパになれたように、思えて、 自分も、なんだか、自信がつく、というか、うれしいからね。
追伸
”どうやって、書いたら、いいのかな?” ”ねぇ、洗濯してからの方が、いいかな? 早い方が、いいかな?”
すごく、うれしそうな、徹朗。 実は、ここで、すごく、泣きたくなった。
別に、子供への愛情、とか、そういうことじゃない。 自分は、まだ、子供への気持ちとかは、よく、わからない。
徹朗は、子供のことで、初めて、悩みを持った。 本来なら、ひとりで、解決しなくては、いけない。 奥さんはいないし、仕事だって、ある。 本来なら、どうしたらいいか、わからなくて、困ってしまう。
でも、徹朗には、ゆら先生が、いる。 相談にのってくれて、一緒に、考えてくれる。 だから、徹朗は、がんばれたし、のりこえられそうでも、ある。
でも、世の中には、それらを、ひとりで、抱えている人も、いる。 きっと、たくさん、たくさん、いる。 そして、徹朗の妻も、ずっと、ひとりで、抱えてきた。
徹朗が、ゆら先生と、交わしている、その会話。 本来なら、それは、彼の妻と、しなければいけない会話に、思える。
徹朗は、りんちゃん、娘との関係は、回復し始めている。 だから、早く、気がついて欲しい。
彼が、夫として、なにが、欠けていたのか? 彼の妻が、なにを、彼に、求めていたのか?
それに、早く、気がついてほしいと、彼の笑顔を見て、思う。 彼の奥さんが、ずっと、忘れていた、その笑顔は。 それは、徹朗が、奪っていたのだと、与えきれていなかったのだと。 あなたの奥さんは、ずっと、求めていたのだと。
そう思えたら、さみしくて、なんだか、涙が、止まらなかったです。
追伸2
だから、絶対、そのOLとは、ダメでございます。 ゆら先生とでも、絶対、絶対、ダメでございます。
”泊まっていっても、いいですよ”
こらこら(笑) 思い切り、勘違いですが、お子さんだけです。 ゆら先生のおウチは、男子禁制。それも、貴様は、禁制です(笑)
自分としては、ここは、奥さんとも、しっかり、関係修復を、してほしいです。
”あの夜の意味は、なんだったんですか?” ”ぷはっ!”
その演技は、猛烈に、よかったんですがね。 妙に、構えてしまう、男の弱さとか、逃げ腰とか。
一体、いつの間に、そんな表情ができる、経験を、したのでしょうか?(ニヤリ) 独身なのに、そんな経験は、おありですか? いひひ。
それとも、男には、本能的に、そういう感情が、わかるのでしょうか? 自分でしたことだけど、まいったなぁ〜、みたいな(笑)
まぁ、そういうことなら、独身でも、あるでしょうね。 いやいや、つよしくんに、そんなことが。ひひ(決め付け)
そうか、そうか。つよしくんでも、そんなことがね。
”なんだよー! アレは、演技だよ。オレは、潔白だ!!”
いやいや、いいんですよ。 つよしくんだって、もう、30。いろいろ、ありますがな。
なにを、言われても、もう、妄想炸裂。
”くさなぎくん、本気じゃなかったの?” ”いや、そんなことは、ないんだけど・・・”
しどろもどろで、超帰りたいモード。 そりゃ、その時は、つい、その気になっちゃったけど、 でも、本気で付き合うとか、そういうことじゃ、ないんだよー!
”じゃ、もう一回、抱いて”
ぐわーん! と、鳴り響く、警戒警報。 こりゃ、今、逃げなきゃ、はまっちゃううぞ!!!
”べ・・、別に。いいよ・・・”
まぁ、そういう経験も、おもしろいでしょうな。 どう逃げ切るかは、吾郎様にでも、ご相談くださいませ。
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