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2003年11月28日(金) ちょなんかん(Tシャツ)

”じゃ、スタッフの人を、紹介しますね!”

わざわざ、夜中に、めざましかけてまで、起きだした、じゅりちゃんに、
たった、その一言で、退場! とは、あまりじゃないかえ?


忙しいんだな、と、思いつつも、でも、そーやっていると、
視聴率、下がっちゃうぜ、と、心配も、あり。

初めの頃とは、既に、思いっきり、違う番組になっている、このちょなんかん。
当然、韓国語クラスの仲間は、もう、見ちゃいません。

韓国語を話す、という以外、くさなぎつよし番組に、なってしまっている。
FANには、ものすごい貴重な15分。
ひとりのタレントを、たった15分でも、専属で、放送してくれるんですよ。
ちょっと、他には、ないよなー、と、思ってしまいますが、
それだけに、FAN以外には、受け入れられない、内容ではないかと、思うのです。

まぁ、当人が、納得して、やっているのなら、かまわないけど。
でも、そろそろ、なにかを、かましてほしいところです。


スタッフのみなさんが、たどたどしくても、韓国語で。
教科書を読んでいるようで、ちょっと、おもしろい。
おそらく、この映画で、はじめて、韓国語に触れる人も、いるでしょうね。


”いる・いー・さむ・さー・おー!”

って、おぉぉぉぉ〜!!! な、腕立てちょなん氏。
白黒映像からは、はっきりとは、覗えなかった、肌質まで、ばっちりだね!

背中に、すっげー、筋肉。
立ち上がれば、なんだよ、その胸筋は。


”まるで、まるで、・・・・。オトコみたいじゃないかっ!!!”


よーしっ! 気合、入ったぞ〜! な、満足感で、立ち上がる、つよしくん。
アレ、上着脱いでいたの、ワザとだな、おい、いやらしいね。

もうねぇ、あそこまで、きてしまうと、妄想も、ダイレクトなのよ。
いつものように、ひっぱたいて、とか、そういうのも、ダメなのよね。



”だろう? 少しは、オトコとして、認めて欲しいもんだよね”

ったく。この頃、妄想つよしくんも、横柄に、構えております。
しかしながら、逆らえません。
その、強そうな、腕、一本で、支えられたなら、もう、逆らえません。



”キミを、まもーる、たーめぇ〜”

なんとなく、支えてあげたくもあり、な、つよしくん。
でも、今の彼には、彼の腕の中で、守って欲しくも、あり。

おかしいです。
だって、変わったのは、体型で、彼の性格が、変わったわけでは、ないのだから。
人間って、かなり、いい加減なもので、イメージを、しているようですね。


更にですね。あの胸とか、あの腕とか。
そういうのを、見てしまうと、モロに、考えちゃいますよね!

えっ? なにを? と、思った方は、お帰りください。
ここは、30女が、繰り広げる、妄想の世界。
オトコの胸筋とか、腕の強さ、と、言ったら、セックスですよ。
それを、想像しないで、どうすんだ、って、ハナシです。


もうねぇ、冷静になれないほどに、想像、です。
はっきり、言えば、”早そう” とか、”ヘタそう” とか。
そういうイメージが、なかったとは、言い切れないでしょう? 彼は。
でも、あの筋肉に、早そう、とかは、ちょっと、言えないですよね。


期待するは、すっごいの!


”お願い、ちょっと、待って、つよしくん”
”待てないよ。もっと、ボクに、呼応して”

なんていうのだよ! っかー! たまんないねー、って、
つよしくんが、”呼応” なんて、単語、使わないと、思うけどさ!


つまりですね。
疲れをしらない、とか、軽々と持ち上げてくれる、力強さ、とか。
そういう、いひひっ、な、妄想が、てんこもりです。

お願いだから、撮影が終わったけど、筋トレは、続けてください。
もうちょっと、そのカラダを、楽しみたいと、思っています。


”うん。せっかくだから、がんばるよ”

つよしくんだって、オトコの子。
強さ、とか、筋肉、とか、そういうものに、幻想を抱いているハズ。

ぜひぜひ、しばらくの間は、そのカラダを、維持してください。
もっとも、筋肉が、ついたからって、あなたのセックス技能が、
急に、上達する、とは、違うんですけどね。
まぁ、錯覚、って、ヤツですよ。楽しませてくださいませ。



追伸

”このTシャツは、ちょなん氏が、みんなに、くれました”

主演俳優だから、といって、スタッフに、贈り物をする必要は、どこにもない。
それから、ひょっとしたら、コレは、芸能界の、習慣なのかも、知れない。

ちょっとだけ、考える。
つよしくんは、どこから、あの努力の源が、あるのだろうか。


”やっぱりね。なんだ、かんだ、言っても、ボクが、主役なの。
映画がよければ、ボクの評価で。スタッフの人までは、評価が、いかないよね”

そうだよねー。スタッフまでは、さすがに、考えないな。
漠然とは、思ったりも、しますけど。

”だからね、ボクが、いちばん、がんばらなきゃいけないの。
主役のボクが、かんばっている姿を見せないと、ダメなのよ。
じゅりさんだって、上司が、がんばっていなければ、やる気、でないでしょ?”

うん。それは、そうだ。

”それとね、シャツを配ったのは、連帯感とか、そういうのも、求めているけど、
それ以上に、あなたたちを、大切に、思っていますよ、って、伝えたかったの”


映画のスタッフ。
監督なら、全面に出るが、多くのスタッフは、最後に、名前が出るだけ。
それでも、スタッフさんは、それぞれで、専門の仕事を、がんばっている。
でも、観客は、それに、気がつきにくい。漠然としか、わからない。

スタッフを、ダイレクトに、評価できるのは、
ひょっとしたら、監督とか、出演者、なのかもしれない。
どんなに、いい脚本で、いい監督で、いい出演者でも。
全員で、力を合わせなければ、いいものは、きっと、できない。


”演じることが、好き”

つよしくんは、そう言うけど、おそらく、それだけじゃないと、自分は、思う。
きっと、多くの人が集まって、ひとつのものを、作り上げる喜びを、
つよしくんは、きっと、好きなんじゃないかと、思う。
その中の、ひとつの役割、役者、というパートで、彼は、楽しんでいる。


もし、スタッフが、主演俳優に、反感を持ったり、共感できなければ。
おそらく、彼らは、100%の仕事しか、しないと、思う。
出来ることは、職人さんだから、真剣にやるとは、思うけど。

でも、そこから、120でも、150でも、力を引き出したければ。
そうすれば、もっと、よりよいものが、できると、考えるなら。


”いっしょに、がんばりましょう、って、言いたかったの”

みんなのお陰、と、つよしくんは、言うけれども。
でも、やる気のない人に、人は、ついていかない。
ましてや、自分の力の限界まで、提供しようとは、なかなか、思えない。


主演俳優。
それは、作品の全評価を、良くも悪くも、受ける人。

”ボク、がんばります。だから、みなさんも、よろしくお願いします”

そうやって、作品への意気込みを、見せなくては、ならない。
なぜなら、いいものが出来ても、最終的に、評価は、彼に、集まるのだから。


日頃のつよしくからは、ちょっと、想像できない。
彼は、そうやって、主演俳優、という役割で、現場を、ひっぱっている。
これが、10代の若者なら、違うかもしれないが、彼も、もう、30近く。
人の上に立って、作品を、現場を、引っ張っているみたいだ・・・・。


主演俳優って、いい演技をすれば、それで、いいと、思っていた。
でも、つよしくんが、Tシャツを、みなさんに、配ったと、知って。

それだけじゃないんだ、と、知る。

つよしくんは、あの中で、いい演技をするのは、もちろんのこと、
現場の雰囲気、とか、やる気、とかの、ムードメーカーでも、あるみたい。


全員にTシャツなんて、彼からすれば、たかがの経費。
痛くもない、出費だろうし、事務所の、必要経費かもしれない。
更に、こういうことは、主演俳優なら、当たり前の習慣で、
つよしくんに、限ったことでも、ないとも、思う。
また、事務側の提案で、つよしくんの意見からでは、ないかも、しれない。


でも、大切なのは、そういうことじゃない。

テレビで見る限り、彼は、タレントで、役者で、アイドルだ。
でも、それは、彼の中の一部であり、カメラに映らないところでは、
そういう努力や、気の使いが、あるのだと、改めて、知る。


ほんと、主演って、役者って、いい演技をすれば、それでいいのだと、思ってた。
でも、つよしくんは、それ以外にも、しなければ、けないことが、あるみたい。

あの現場で。大勢の人の中で。
いい仕事をしよう! いい作品をつくろう!
そういう気持ちの中心に、監督さんとかと、いっしょに、いるみたい。

つよしくんだけじゃくて、監督さんとかも、そうだけど。


人を引っ張る。まとめていく、志気を高める!
そういうのって、人の上に立つ、ということじゃないのでしょうか?


ちょっと、想像できないけど、つよしくんは、そういうことも、
彼なりに考えて、やっているようです。

またひとつ、やられたな、って、思いました。


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