Juliet's Diary
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10年も前になる、稲垣吾郎のドラマ、”嘘でもいいから” すっごい、いいよ、と、薦められて、鑑賞。 本当のところ、それほど、期待しておりませんでした。 どうせ、ふつーの、恋愛ドラマ、でしょう? みたいなさ。
1日1話づつ見て、そうね、2週間、って、感じ? と、思ったら!
次々と、再生機に、せっとしまくる、自分。 なにやってんだよ、明日、仕事だよ。もう、4時じゃん、寝ようよ、です。 結局、3日間で、全てを、突破、致しました。べりー、お疲れ、でございます。
内容に関して、けっこう、触れますので、ネタバレ困る方は、ご遠慮ください。 とはいえ、今更、ビデオも出ていないし、機会はないと、思いますが。
吾郎様は、設定年齢、20代前半の、官庁職員。いわゆる、エリートさん。 女優さんは、(吾郎様が、相手役のようなのですが、)樋口可南子さん。 いわゆる、年の差かっぷる、ということですが、まぁ、それだけじゃないのです。
細かい話は、いいとして、とにも、かくにも、このドラマの最大の見所は、 樋口可南子と、当時19歳の稲垣吾郎との、濃厚な、ベットシーン。
もう、マジで、すごいのよ、これが! 前に、見ました、陰獣より、すごいのよ。(陰獣は、SMプレイだけど)
激しく、求め合う、なんて、もんじゃない。 そこには、戸惑いとか、はじらいのない、ふたりだけの、世界。 上になったり、下になったり、肉体のぶつかり合う、悦楽。
あまりのすごさに、じゅりちゃん、唖然。 いくら、なんでも、19歳でそれは、ヤバイのでは? と。
そして、今回も、無意味に入りまくる、若く美しいカラダの、入浴シーン。 そう、稲垣吾郎の、シャワーシーン、で、ございますよ。 お風呂に入っている、じゃないの。シャワーなのよ。
若さ故の、盲目的な、恋。 周囲に理解されず、相手からも否定され、苦悩の中の、稲垣吾郎。 その苦しみを、ふりはらうかのように、シャワーを浴びる。 うーん。つよしくんでは、見たことのない、シチュエーションじゃ。
堰を切ったように、内側からあふれる、互いの心。 年上の女性は、若き恋人を、セックスでも、魅了してしまう。
”すげーな、吾郎ちゃん!”
と、思ったのですが、他にも、定番の、流れがありまして(笑) いわゆる、そう。吾郎様に相応の、女優さんが、出てくるのですよ。
やっぱり、って、感じですが、周囲の反対に、樋口可南子が、吾郎様を拒絶。 苦しみのあまり、目の前の恋に、手を出す、吾郎様。
”あれ?”
ぜんぜん、違うのです。まったく、違います。 あの激しさや、躊躇のなさは、どこにも、ない。 すごく、ありふれた、ベットシーンに、なってしまっています。
吾郎様も、19歳。相手役の女優さんも、新人さんで、かなり、お若い。 いくら、吾郎様でも、そりゃ、遠慮、というものが、ありますわね。 ご自分は、男ですから、まぁ、いいとしても、相手は、女性ですからね・・。 あんまり、強く、顔を押し付けたりとかは、そりゃ、しにくいです。
あれは、樋口可南子が、ひっぱっている。 樋口さんも、最初は、えーっ? 19歳? と、思ったでしょうが、 役者として、遠慮はいらん! と、吾郎様を、翻弄しまくり!!
声は出すし、ひっぱるほどに、吾郎様の体を、抱き寄せて。
だからこそ、吾郎様も、オレも本気で、やんなきゃ! と、 遠慮もなにも、全て捨てないと、画面の中で、置いていかれてしまう。
うらやましいな、と、ふと、思う。
通常、初めてのべットシーンは、きっと、相応の年齢の、女優さん。 つよしくんだって、いつかは、と、思いますが、 相手の女優さんは、そこそこ、そういうシーンをこなしているか、 もしくは、すっごい、新人さんかも、しれません。
やったことないのに、いきなり、リードせざる得ない、状況でしょうか? そういうのって、俳優さんとしては、かなりプレッシャーかも、しれません。 私的なことは、どうとでもなるでしょうが、カメラあるし、まわり人いるし、 そんな中で、相手にあまり、失礼にならないように、でも、恥ずかしいし・・。
”くさなぎ君、って、へたくそ”
いや、本当のところが、どうか、ではなく、 そういうシーンを、やる、ということです。
まさかに、相手の女優さんに、面と向かっては、言われないでしょうが、 視聴者から、思われてしまうかも、しれません。 さすがに、ここらへんは、彼のお得意、努力、でも、カバーできないような・・。
だから、吾郎様は、すごく、ラッキーだと、思います。 勿論、彼のキャラクターが、その役を、引き寄せたと、思いますが、 でも、若いうちだからこそ、相手役がベテラン、ということが、可能なのです。
つよしくんの年齢では、もう、そうは、言っていられない。 ベテランには、まだ、年季が足りないようですが、でも、新人じゃない。 若いうちだからこその、経験も、あるようです。
すごい、矛盾しています。 つよしくんには、そういうお仕事は、まだまだ、イヤだ〜、とも、思いますが、 俳優さん、ということを考えると、ウマくやってほしいな、とも、思うのです。
”拓哉といえば、キスシーンだけど、吾郎ちゃんは、ベットシーンよね”
木村が、ラーメンすすりながら、そう言った。 そう言えるほど、あの二人は、それなりに、場数を踏んでいる。 その経験値が、彼らに、見せ方を、会得させている。
ストーリー自体は、ジェットコースターみたいで。 吾郎様の、若い恋が、甘いものから、苦いものへ、変わるところも。 樋口さんの、遊びから、愛しさへ、変わるところも。 切なさも、もどかしさも、恋愛ドラマの、全てが入っていて、 それで、呆れるほどに、肉感的な、内容で。
”嘘でもいいから”
それさえも、嘘なほどに、相手の本当の心を、求めていて。
非常に、おもしろいドラマでした。
役者陣も、とにかく、圧巻! 吾郎様の母親役、賠償さんと、樋口さんの仲は、今までにない、姑と嫁(?)
”わたしも、あんたなんか、キライ”
すごい女優同士だと、ここまで、すごいのか、と、目を見張る。 それでいて、歩みよりもある、不思議な距離感が、はっきりと、伝わってくる。
このドラマを見る限り、吾郎様の演技力、というのは、霞んでいます。 19歳だし。まだまだ、ひよっこ、というのが、正直なところでしょう。
でも、まわりに、助けられながらも、しっかり、そこにいる。 彼の持つ、若い演技が、ギラリとした中で、違う輝きも、放っている。
いいドラマ、でした。 吾郎様にとっては、とても、有意義で、 そして、価値ある、お仕事だったと、思います。 遅ればせながら、お疲れ様でした。
追伸
じゃ、ちゅよしくんの、相手サンは、ダレが、いいでしょうか? 個人的に、ですが、宮沢りえさんです。
同年代で、単に、きれい、だけでない、役者根性を、お持ちと、思います。 これは、演技力、ということだけでなく、体当たり的なところが、好きなのです。
ちょっと、感化されていますが、それでも、今更、 きれいなベットシーンも、なかろうに、なんて。 きれいな、なら、僕の生きる道、で、決して、直接的でない、 あのシーンが、つよしくんには、最高に、お似合いです。 くさなぎつよし、だからこそ、あれで、いいんだ、と、思います。
だから、すっごいのは、半端じゃなく、すっごいのを! こっちが、発狂しそうなほど、激しいのを、ヤケクソで、希望。
そりゃ、もう、どうせ、やるなら、ですよ。 そうです、ヤケクソ、やるなら、やっちまえ、このヤロー、で、ございます。
”くさなぎくんて、やさしそうな顔して、すっごい演技だったよね”
もう、世間で、評判になるほどに、そこまで?! みたいなモノ。 だとしたら、そんじょそこらの女優さんじゃ、じゅりちゃんは、納得しませんぜ。 それに、見合うだけの、迫力ある女優さんを、切に、希望。
あぁ、もう、ここまで、やけっぱち、なのですから、 別に、相手役は、女優さんに、限らなくても、かまいません!! 男同士だって、かまやしないぜ! 愛しのレスリーだって、男同士の、殴り合いのキスシーンは、最高だった。
要は、ふつーに、終わらせてほしくない、ということです。 常に、驚きを与えてくれる、つよしくんだから。 せっかくの、初ベットシーンも、驚愕のものに。 嫉妬が、混じる隙も、ないほどに。FANが、目を、疑うほどに。
まだ、先のことなのか? それとも、もう、すぐそこに、あるものなのか?
どちらにしても、くさなぎつよし、すげーじゃん! 吾郎様にも、木村さんにも、負けないくらいにするのは、 遅れたハンディを、補うほどに、強烈なものを。
矛盾するようですし、今後、矛盾した発言も、多々、出ることは、確実ですが、 それでも、こんなふうにも、思っちゃうんだよ、ということを、記しておきます。
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