Juliet's Diary
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多分、みなさんは、わたしより、この、おふたりのことを、ご存知だと思います。 なにせ、つい、数ヶ月前まで、わたしは、このお二人は、 ご兄弟か、ご親戚かと、思っていたくらいですから。 どうやら、違うらしい、ということを、最近、耳にしました。 しかし、まだ、確証がないので、違っていたら、お教えください。
前に、”ひまわり”とかいう歌を、聞いたことがあります。 ひょっとしたら、フラワー、とかいう題名だったかも、しれません。 CMソングかなにかで、ひまわりの花が、いっぱい、咲いていたと思います。
そして、雑誌で、彼らの批評を、読みました。 今の時代には、めずらしく、歌謡曲、歌謡曲した、歌を、歌っているそうです。 確かに、時折、耳にする、彼らの曲は、 非常にキャッチーで、普遍的な、すばらしいメロディーであったと、思いました。 生で歌っているところは、1回も聴いた事が、ありませんが、 でも、きっと、すまっぷさんよりは、歌唱力があるのだと、推察いたします。
そして、彼らが大阪出身であることも、知っていました。 近畿キッズ、なのですよね。 関西出身のため、おしゃべりが、おもしろいそうです。
関係ないですが、関西人は、関東人より、やはり、おしゃべりだと、思います。 機関銃トーク、とでも、言いましょうか? とにかく、話すことは、関東人より、長けている人が多いと、思います。
故に、100%関東出身者の、すまっぷ5人と、 関西出身の、キンキキッズさんは、2人でも、 きっと、MCなどの密度は、そうそう、変わらないものかと、予測します。 関東人が5人でも、関西人2人には、かなわない。 ましてや、つよしくんや吾郎様が、いますからね。まず、負けるでしょう。
長々と、書きましたが、今日の昼間。 居間の、つけっぱなしのテレビで、キンキキッズさんを、見ました。 髪が長い方の、”光一さん”という方、おひとりでした。 上記理由により、特にキライなタレントさんでは、ないので、 遅い朝食をとりながら、拝見致しました。 一般の出演者の方と、討論をする、番組のようです。 しかし、今日で、放送が、終わりなのか、総集編、のようなものでした。
”そうだよ。オレ、ばりばり、アイドルだよ”
アイドルの仕事をしていて、不安はないのか、という、一般の方の質問。 非常に、興味深い、質問です。 まえに、つよしくんも、情熱大陸で、同じ質問を、受けていましたね。
”10年後も、20年後も、アイドルをしていく、自信はあるのか?” という、問いに、彼は、こう、答えていました。
”オレたちの仕事はね、明日、もう、ないかも、しれない。 だから、目の前の仕事を、ひとつひとつ、 やりとげて、いかなければ、いけないんだよ”
わたしは、彼の年齢を、知りません。 おそらく、20代前半で、つよしくんよりは、お若い方だと、思います。 しかし、考えていることは、同じなのだな、と。
まさかに、彼も、20年後、40歳くらいになった彼が、 アイドル第一線で、活躍しているとは、思っては、いまい。
未来の見えない、仕事。人生。 10年先どころが、1年先の、保証すら、ない仕事。
だからこそ、今日のことが、明日へつながる、ということを、 身にしみて、わかっているのだと、思いました。
お若いけど、しっかりと、今を生きている。 そこには、”ばりばり、アイドルだよ”と、ちょっとテレぎみな、 話し出しからは、想像もつかない、決意を、感じました。
”中学の頃、親友は、いなかった”
関西出身の彼は、学生時代から、仕事をしていて、 大阪と東京を、行き来していたようです。 勤労少年、ですな。ジャニーズの、お子さんたちは。 学校などでは、それなりに、お友達は、いたようですが・・・・。
”でも、オレが、仕事を始めてから、なにかが、違ってきた”
まわりの見る目が、違ってきた。 そして、それを、敏感に感じ取る、自分。
あれくらいの年の男の子は、仲間といることを、非常に重要視すると、思います。 ”オレたち仲間!”みたいな、”ダチだぜ!”みたいな。 小さいながらも、男気を重要視し、仲間を大切にすることが、大事なのです。
そんな中での、疎外感。
”でも、東京で、長瀬とかいたから、それで、いいやって、思っていた”
トキオの長瀬さんと、親しかったようです。 彼のことを、親友だと、言っていました。
だからこそ、乗り越えられたと。 学校で、ひそやかに感じる、疎外感は、 東京での、ジャニーズの仲間と、いることで、埋め合わせられたと。
”で、中学3年のとき、東京に出てくることが、決まったんだけど、 ダレにも、言わなかったの。引っ越す朝にね、オレ、東京、行きます!って、 そう言って、それで、帰ってきちゃたの・・・・”
その顔には、後悔の色が、見えていました。 ”どうして、あんなふうに、しちゃったんだろうね・・・”と、言っていました。
中学生。 まだまだ、自分の気持ちに、うまく素直になれず、言葉でも、あらわせない。
ほんとうは、ちょっと、さみしかった。 仲間だと、思っていたのに、その仲間は、自分のことを、そう思っていなかった。 それが、どんなに、”長瀬が、いるから”と、自己納得させても、 結局、”東京、行きますから!”と、いきがることしか、できなかった。
”あいつ、テレビにでるんだってさー、って、他のクラスの子に、言われた時、 もうひとりの、オレが、生まれたんだよ”
ちょっと、冗談気味で、すますまのEDで話した、慎吾ちゃん。 多かれ、少なかれ、きっと、彼らは、そういう経験を、しているのだろう。 だって、同級生が、芸能人になるって、そりゃ、すごいことだと、思いますもの。
もう少し、彼らが、年齢的に、大人だったなら。 いきがったり、もうひとりの自分を、認識しなくても、 うまくやっていけたのかも、しれない。
”さみしいよ。オレは、なにも、変わっていないよ”
と、素直に仲間に、言えたのかも、しれない。
人もうらやむ、人気者で、若くして、高収入を得る、彼ら。 いや、若くして、そうだからこそ、そうだったのかも、しれない。
少しだけ、後悔しているような、キンキの光一さん。 今の彼なら、上手に乗り越えられても、中学生の彼には、大きな壁。 ほろ苦い、思い出の、よう。 その表情が、大人へ成長した片鱗を、映し出していました。
”剛はね、親友じゃないよ”
同僚の”堂本剛さん”に、ついて。まぁ、そうだろうな、と。
”顔を見ただけで、調子がわかるよ”
すまっぷさんは、5人。キンキさんは、ふたり。 すまっぷは、5人で、ひとつのグループを、支えている。 しかし、彼らは、自分以外は、もう、相方しか、いない世界。 もし、相手の調子が悪ければ、自分だけが、フォローできる、唯一の人間。
確かに、それは、親友ではないと、思う。兄弟でもない。 それは、もう、それ以上の存在で、運命共同体。
5人には、それぞれ、5つの色があるように、 彼らにも、ふたつの色が、あるのだろう。
コンサートなどでは、広い会場で、たった、ふたりきり。 それは、ひとりで活動する人とは、違い、 複数で活動する人とも、また、違うのだろう。
”剛は、親友じゃない”
その言葉に、”絆”というものを、感じました。 よく、知らないし、話を聞くのも、ほぼ、初めてですが、でも、わかる。 それは、すまっぷさんに、感じるものと、おなじ感覚。 それを、彼から、感じました。
ジャニーズである、というだけで、昔のわたしは、 彼らが、理解不能でした。もちろん、すまっぷさんを、含めて。
でも、すまっぷさんを、知ってから、アイドルであろうと、 トップへ上り詰めるには、どれほど努力を、要するのものか、知りました。 それは、どんな分野でも、共通するものなのだと、しりました。
そして、キンキさんからも、それを、感じました。 日頃、すまっぷさんだけに、注目して、生きていますが、 ここにも、こんなに、がんばって、輝いて生きている、若者がいると。
それを、感じ取れる視点を、与えてくれた、すまっぷさんに、感謝を。 そして、キンキ・キッズのお二人に、心からエールを贈りたいと、思います。
追伸
”剛は、親友じゃないよ”
この言葉が、彼のクチから、発せられた時。 居間で、新聞を、読んでいた父と、かたずけものを、していた母が、 一斉に、顔をテレビに、向けました。
もう、大笑い。だぶん、”くさなぎつよし”と、勘違いしたのでしょう。 ”つよし”という言葉に、敏感になっています。
結局ですね、脳の中に、インプット、されちゃってるんですね。影響で。 きっとそれは、家族だけじゃない。 会社の人や、友達や、まわりにいるひと、すべてでしょうね。
”もう、くさなぎくんを見ると、じゅりさんだって、思っちゃうよ”
時々ですが、知り合いに、そんなことを、言われます。 これって、けっこう、光栄なことですね。
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