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2003年02月13日(木) 僕の生きる道(第6話)

まず、先に、これを、言わねば、なるまい。

くさなぎつよし! それが、それが、ベットシーン、なのか?(笑)

いや〜、もう、つよしくんの、ガンコさには、ほとほと、まいっちゃうよね。
べっとしーんって、そりゃ、一緒に、ベットに、入っている、だけじゃん!

それも、てーしゃつ、着てですか? てーしゃつぅ!
どこの世界に、やった後、きっちり、てーしゃつ、
着て寝る、カップルが、いるんですか? ほほ(笑)


まぁ、こりゃ、話の流れ上、そして、反響の大きさから、
ここは、一発、ベットシーン、行きましょう! みたいな、話になって、
さすがの、つよしくんも、ハラをくくって、OK、だしたのでしょう。


しかしながら、ここで、くさなぎサイドより、要求が。

”キス、及び、脱ぎ、は、ダメ”

それを聞いた、矢田さんサイド、いえ、矢田さん自身、いい気はしないでしょう。
”そんなに、イヤ? 稲垣さんとは、おおちがい” って、感じですか?


おー、ほっほっほっ! あれが、くさなぎつよしの、限界ね!

いやいや、だーめー、ですよー、つよしくん!
役者として、それは、いつかは、越えなければ、いけない、壁でしょう。
ぜひですね、次は、がんばって、くださいね!(るんっ!)


さて、思い切り、安心し、大爆笑後に、すっきりして、そのまま鑑賞。
みなさんも、真面目モードに、戻ってくださいね!(るんっ!)


”みどり先生は、知りません”

なんだかな・・・。あの、顔。
もう、生きている人の、顔では、なかったと、思います。

皆さんも、葬儀などで、亡くなった人の顔を、見たことはあると、思いますが、
亡くなった直後は、さすがに、眠っているようですが、
どんどん、体温が落ちて、つめたくなると、さすがに、死者の顔です。


自分が死ぬことを、わかっている。
誰かと、話すことで、それは、事実となる、言霊の、チカラ。

棺桶に、片足、というより、もう、逃れられない。
あの瞬間の、中村先生は、この世と、あの世の、中間に、いる。
背後に、死神が、見えている。

演じている、つよしくんは、大丈夫なのだろうか?
そのまま、中村先生に、引っ張られないように。
まさかに、そんなことは、ありえませんが、
それでも、一瞬、思い切り、不安にさせる、恐ろしい、演技でした。


しかし、どうしてだか、みどり先生への、告白では、生者の顔。

迷いに、迷い、医師に相談する。
そして、自分が、前向きに生きる、を、選択したことを、思い出す。

告げることで、大きく、みどり先生の運命を、変えてしまう。
悲しいことでは、あるが、それでも、みどり先生に、新たな運命を、
切り開いて欲しいから、自分の手で、彼女の運命の方向を、変える。

だから、あの、死者の顔では、なく、生者の顔、だったのだろうか・・・。


どうする? みどり先生?
あなたの愛する人は、彼の手で、あなたの運命の方向を、変えようとしています。
予告を見ると、それでも、戻ってくるようですね?
でも、半端な気持ちでは、死に行く人には、付き合えないですよ。

悲しいですね。
最初は、死に行く、中村先生が、悲しかったですが、
留める事も出来ずに、側にいるしか出来ない、みどり先生も、かわいそう。

ふたりが、手をつなぎ、最後の最後まで。
みどり先生の体温が、中村先生の命を、最後まで、温めて、くれますように。


死に行く人の、側にいるって、どういうことなんだろう?
いつかは、わたしも、最愛の人たちを、見送る日が、人生、あると、思います。
その時、後悔しないよう、じっくりと、ふたりから、学びたいと、思います。



追伸

いろいろ、言いましたが、それでも、つよしくんは、きれいでした。

まくらカバーの上の、やわらかそうな、髪。
みどり先生の方に、体を向ける、その、やさしい表情。

”もっと、見ていたいな、って、思って”
みどり先生への、つよい愛情が、伝わってくる。

甘い香りが、画面から、伝わってくるように。
彼の息遣いが、感じられるように。


とても、とても、美しく、そして、甘い、シーンでした。


キスもない、服も脱がない。
昨今、そんなことをする、役者さんは、いない。

でも、それでも、伝わってくる、その愛情。

つよしくんのポリシーから、生まれたことでしょうが、
でも、それでも、いいシーンであったと、思います。

ある意味、くさなぎつよし、らしい。
そして、くさなぎつよし、だからこその、シーンであったと、思いました。


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