Juliet's Diary
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東宝の試写室にての、上映会。行って来ました。 今回も、Tsuyoholic の サイト・オーナー、サエラ氏と、同行です。
当然ですが、ネタバレ、ありありの、配慮なし、です。 当方、自分が、書きたくて、この日記を、つけているので、 思ったことは、全て、吐き出してしまいます。 ご覧になっていない方は、お読みにならないほうが、よろしいでしょう。
今日は、映画自体の、感想を。 後日、監督の、つよしくんに関するお話を、ご紹介いたします。
(では、この下より。ばればれ&見てないと、ちっとも、わからない話、です)
話自体は、確かに、ファンタジーちっく、ですね。 つよしくんの演技も、とても、よかったです。
お気に入りは、病院のシーンと、その直後のエレベーター・シーン。 海岸を後ろ向きで歩くシーン。 それと、葵の部屋の前で、待ってる箇所と、その部屋の中のシーン。 おでんやさんも、よかったね。
葵の部屋や、おでんやさんでは、つよしくんの、普通の男性としての、 日常的な魅力が、見れて、それは、うれしい。
ざぶとんを、足で蹴っ飛ばして、座る。 snapにも、ありましたが、ぷしゅっと、ビールの缶を、あける。 まるで、つよしくんの、私生活のようで、それが、うれしい。
それと、あの、おでんは、ほんとうに、熱かったんだよね? いつまでも、ほほほほ、しているのが、少し、笑えましたよ。 急いで、ビールも、飲んでいたし。熱いのね、って、思います。
sれおと、あんなふうに、家の前で、待っていて欲しい。っかー!たまらん!
いきなり、怒鳴りつける、病院のシーン。 つよしくんの声って、いつもは、穏やかだから、びっくりする。 その上、乱暴に、葵を、ゆさぶった後、容赦なく、ひっぱたく。
好きなんだな、と。 言えない、もどかしさと、心配と、嫉妬と。 全てを、入り混じって、いい加減にしろ! と。
せつない。とても、せつない。
そして、そんな、自分にまで、腹を立て、 エレベーターの中で、アタマをぶつける。
あれは、壁を殴りつけるより・・・・。 そう。 自分に、腹を立て、そして、やり場のない、苛立ちを、自分に、ぶつける。
ウマイな、と、思う。考えて、演技している。 それでいて、芝居くさくない。
なんと、いいますが、この病院のシーン。 くさなぎつよしの、役者、くさなぎつよしの、真髄が、みれた気が致しました。
海辺のシーン。
白いワイシャツ、ノーネクタイ。 強風に、たなびいて、カラダのラインが、あらわになる。 髪もぐちゃぐちゃで、それも、あの人は、美しかった。
見事に、そして、きれいに、3人の友情が、描かれている。
ただ、ここから、少しだけ、物足りない、と、思った箇所。
つよしくんと、親友の俊平の、間柄。 できれば、もう少し、描いた方が、良かった気がします。
と、言いますのも、結局、つよしくんは、親友の黄泉がえりを、願っていない。 とても、親しく、そして、大事な友人だ、という、設定は、わかる。 そういう間柄なのに、それでも、利己的な考えで、 親友の、黄泉がえりを、拒否している、そのズルさ。
人間って、そういう汚い感情を、だれでも、もっている。 そこを、もう少し、つよしくんを感情的に、してくれたなら、 と、いうより、自分なら、そう、書くな。 その方が、絶対、あとあと、決意した、つよしくんの、 変わりようが、泣けてくると、思いました。
あと、つよしくんと、葵の、恋愛シーン。 自分なら、絶対、入れます。
やるとしたら、病院のシーン、もしくは、 黄泉がえりの、事実を知ってしまう、その前日の、夜。
いえね、最後まで、やらなくても、いいんです。 つよしくんが、感情を押さえられず、葵に迫る。 で、思い切り、拒否、されてしまう。 でも、でも、それでも、親友の黄泉がえりの秘密を、打ち明けない。
死んだ人間は、帰ってこない。だから、オレを・・・!
と、いう、ずるいけど、でも、真実。 今を生きている、そして、目の前に、愛する人がいれば、当然の、感情。 誰にも、そんな、つよしくんを、責めることは、決して、出来ない。 それでも、手に入らない、愛情。 相手が、死んでいるだけに、親友なだけに、苦しい。
その感情の中で、苦しみ、悶え、そして、衝撃的な、事実を知る。 そこまで、つよしくんを、翻弄して、ほしかった気も、致します。 彼なら、きっと、想像以上の素晴らしさで、演じてくれたと、思います。
それから、最後のシーン。 消え行く、彼女を、抱きしめるが、間にあわない。 わたしなら、間に合わせるな、一瞬だけ。
抱きしめた。そして、何かを、言おうとしたら、もう、行ってしまった。
今、この手につかんだ、やっとの幸せを、瞬時に、失う。 抱きしめた、ぬくもりが、この手にあるのに、もう、彼女はいない。
その方が、効果的だと、思っちゃったり、致しました。 さすがに、つよしくんも、やりにくかったようで、へっぴり腰、でしたしね。 あれは、ちょっと、悲しかった。かっこわる〜、です。
以上が、1回、見た、映画の感想です。
全体的に、くさなぎつよしの魅力は、充分に、出ていた、と。 彼も、存分に、演技できたのでは、と、思います。 ストーリーも、まぁ、きれいで、いい話だな、と、思いました。
前売りも、買ってあることですし、再度、鑑賞したいです。
追伸
でも、最後の、あの、お歌のシーン。 さすがにアレは、あそこまで、長くなくても、いいんじゃないか? なんて、思っていたのですが、そこは、サエラ氏とは、正反対の意見。 みなさんは、どう、お思いに、なられるでしょうか?
ではでは
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