Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2002年10月16日(水) キムタク願望

”もう、あったまきちゃうのよ、悪意しか、ないって感じで! きーっ!”

とは、東京ドーム公演後の喫茶店で、tsuyoholicのmikico氏。
まぁ、”きーっ!” は、わたしが、勝手に、付け加えましたが。

ちなみに、その時、わたしは、その内容を、知りませんでした。
ですので、mikico氏のお怒りが、正直、よくわかっておりませんでした。


そして、帰りの丸の内線のなかで、同じく、ご一緒した、kon-chan氏が、
”あーっ! アレ〜!” と、大爆笑。指差す、その先には、つり革広告。

”バケの皮はがれる。くさなぎつよし、キムタク願望” と、あります。


”すごいよ、キムタク、って文字より、くさなぎつよし、の、方が、大きいよ”

不本意な箇所で、大喜びの、じゅりちゃん。
おまけにですね、木村さんの写真は、ないですが、つよしくんは、写真つき!
ただ、黒髪のまま、でしたので、ちょっと古い。
せっかくなので、最新の写真を、使用して欲しかったな、です。


”ねぇ・・・。バケの皮ってさ、被れるほど、あの人さ・・・”

そうでしょう。みなさんも、そう、思うでしょう?


”そこまで、あの人、アタマ、まわらないよね”

kon-chan氏と、一斉に、大笑い。
そうなんです。それがですね、ムリのある、宣伝タイトルだったかな、と。



して、先日、内容の方を、確認させて頂きました。当然、立ち読み、です。

まず、おおよその、論点。

1.くさなぎつよしは、木村拓哉をライバル視、している。
2.故に、ジーニストに、こだわったり、体力関係の競技では、ムキになる。
3.でも、所詮、くさなぎつよし、なので、結局は、勝てないのよね、

という、3段論法です。
ま、そこそこ、理屈はあってるな。屁理屈だけどよ。



つよしくんが、木村さんを、ライバル視、している、は、正直、同感です。
それは、体力系の勝負などで、信じられないほど、必死になっている。
例え、同じメンバーであっても、負けたくない。
そういう、意気込みが、全身から、発せられています。


同じくらいの年齢の集団で、成長期を、共に過ごしている。
子供から、大人への、変革期を、お互いに知っている。

最初の頃、つよしくんには、木村さんも、中居さんも、
”すっごい、大人な人” だったに、違いありません。
それが、18歳で、世間から見れば、やっぱりコドモ、で、あったとしても、です。


ドラマに、バラエティー。全ての段階は、常にお二人が、先陣を切っている。
ふたりが、初めての経験に、どんなに、戸惑い、苦労したかは、
下から見ている、コドモの、つよしくんには、わからない。

”なんでも、できるんだな、木村君と、中居くんは・・・”

そういう感覚って、10代や、20代前半には、よくあることだと、思います。
できる人は、最初から、できるんだ、と、そう、勘違いを、しています。


そして、つよしくんも、成長し、成功の裏には、努力があったことを、知ります。
当然、それは、つよしくんも、自ら、努力することにより、
”あぁ、中居くんも、木村君も、そうだったんだ”
と、知ることに、なるのです。

互いに、成長し、今まで、一緒に仕事をしていたのが、ピンの仕事が増える。
そうしていくうちに、それぞれの、特技や特徴が、如実になっていく。
つよしくんも、コレは、という、自信があるものが、できてくるでしょう。


”がんばってるな、つよし” ”すごいな、つよし”

欲しいのは、メンバーからの、こういう言葉。


”認めてもらいたい”

コドモから、オトナへと、成長した自分を、年長の二人に、
知ってもらいたい、誉めてもらいたい。


人間って、結局は、他者との交わりの中で、自分の居場所を探している。
彼にとって、いちばん、いごごちの、いい場所は、SMAPという場所で、
その中で、彼なりに、自分の存在価値を、探している。

これは、普通の人間なら、当然の、欲求です。
自分が、必要としている相手に、必要とされていないのは、
最も、悲しく、思うことだからです。


”自分が主役のドラマが、決まった時、異常に、喜んでいた”

タレントなら、当然でしょう。
それに、仲間内で、ほとんどが、主役をこなしているのですから、
自分だけが、それに遅れていた、でも、やっと、同じになれた。
いわゆる ”同化”の、喜びです。これも、集団の中でなら、当然の、欲求です。



”木村は、さらりと、ジーニストに、なれた。
くさなぎは、高級ジーンズを、買いあさったりして、セコイ努力をしている”

これも、木村さんとつよしくんの、ジーンズに対する、スタンスの違いでしょう。

木村さんは、雑誌などでも、おっしゃるとおり、
彼にとって、ジーンズは、生活の一部であり、
好きだけど、強く意識をしているものでは、ないようです。

それに比べ、つよしくんのジーンズ熱は、いわゆる、マニア、です。
高級ジーンズ、ビンテージを収集したり、しているのは、趣味の世界、です。


”ジーニスト、に、こだわるのは、木村に、こだわっているからだ”

どうでしょうか?

しかし、最初のきっかけは、木村さんだったかも、しれません。
木村さんのジーニスト授賞により、つよしくんが、
”ジーンズ、って、かっこいい!”
と、思ったとしても、なんら、不思議は、ありません。


皆さんも、そうかもしれませんが、自分が好きなこと、って、
意外に、身近な人の、影響だったり、致します。

わたしの韓国すきは、在日の友人の影響。
HP作成は、メル友の、おじいさん。小説書きは、高校の友人から。

しかしながら、在日の友人は、韓国語、まったくしゃべれないし、
メル友のおじいさんは、スタイル・シート、できないし、
高校の友人は、もう、小説を、書いていません。
つよしくんの存在を、教えてくれた、会社の同僚も、
”じゅりちゃん、とうとう、そんな世界まで、いっちゃってたのね・・・”
と、先日、あきれられて、しまいました。

単純に、つよしくんの感性に、ぴったり、きた。
それが、ジーンズ、だったのでしょう。
それなら、当然、ジーニストに、こだわるのも、ごくごく、自然です。



”木村拓哉を、意識している”
それは、FANであるなら、当然のように、知っていることです。

”木村君が、好き”

つよしくんにとって、木村拓哉という存在は、タレントとしても、
ひとりの男性としても、尊敬し、敬愛する、存在なのでしょう。

身近に、これほど、入れ込める相手がいると、いうことは、
非常に、幸せで、すばらしいことだと、思います。



”木村くんみたいに、なりたい”

それは、”キムタク願望” ではなく、”木村くん願望” です。

キムタクには、そう、勝てていませんね。
あれだけの、社会現象を、おこした、タレントさん、ですから。

正直、キャラの違いは、あると思うので、かなり、難しいかと、思いますが、
目標は、大きい方が、いいのかも、しれません。
すくなくと、それに向けて、がんばることは、いいことです。
最初から、あきらめてしまうのは、くさなぎつよしには、似合わない。
それに、目標としているのは、キムタクでは、なく、木村拓哉さんです。
確かに、彼は、目標とするには、すばらしい、存在でしょう。



”悪意があるとしか、思えない”

そうですね、mikico氏。わたしも、そう、思いました。
しかし、ライターの方は、そこそこ、つよしくんのことを、知っています。
でなければ、あそこまでは、書けないと、思います。

しかしながら、所詮、週刊誌。
”売らんがな” の、姿勢が、まる見えです。


”便所の落書きと、いっしょだな”

わたしは、小さく笑って、雑誌を閉じました。


”ダレが書いたか、わからない。内容が、いい加減”

そう、所詮、週刊誌だから、仕方がないのでしょうが、
そのライターさんも、最初から、そんなことをするために、
編集の世界に入ったり、モノ書きの仕事を、始めたわけでは、ないでしょう。

アマチュアと、プロの世界は、違いますし、彼らも、食っていかねば、なるまい。
けれども、自分とは、あまりにも違う、スタンスに、同情すら、覚えます。



わたしは、くさなぎつよしが、好きです。
でも、”つよしくん、すっごく、かっこよくて、なんでもOK" では、ありません。

彼も、人間ですから、間違ったことも、するでしょう。
その部分にまで、目をつぶりたくは、ありません。
ひとりの人間として、ひとりの人間、くさなぎつよしに、興味が、あるのです。
だからこそ、怒りもしますが、感激も、大きいのです。


まったく。芸能人は、たいへんですね。
わたしには、偶然、手にした、その雑誌を、
ふつーの、顔して、読んでいる、つよしくんが、目に浮かびます。

”いったい、この記事は、なにを、言いたいんだろう・・・・?”

あまりに、自分の心情から、かけ離れた、その内容に、
おそらく、あなたは、意味が、わかるまい。


でも、いいのです。それで。
所詮、便所の落書き、ですから。意味なんて、ありません。

それにしても、今までの、木村さんFANの方や、他の方々、
そして、取り上げられたメンバーの方々の、ご苦労が、
やっと、わかりました。おっせーな、つよしFANは(笑)


いいんですよ、つよしくん。意味なんて、わからなくても。
でも、これだけは、自覚してください。

”出る杭は、打たれる”

そうです、最近の、アナタ。人気が出てきた、その証拠、でしょう。

よかったですね。
あなたを、知らない人々も、”バケの皮” なんて、
ないものは、見えないのですから、いずれは、わかってくれるでしょう。


”キムタク願望”

そんなものは、くさなぎつよしの中には、存在しない。
あるのは、

”木村くん願望”


ライターの人も、そこに、目をつけてくれれば、よかったのに。甘いですな.
そうすれば、広告批評じゃ、ないけれど、
もっと、販売部数、のびたのでは、ないかと、他人事ながら、推察、致しまする。


←エンピツ投票ボタン  My追加
また読みたいなぁ、と、思ってくださったら、お願いします
Juliet |HOMEDiary INDEXpast|will