千羽鶴
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風をあれだけ恐れていたのに 風が止むと風を求めずにはいられない
静かな日々がこんなにも退屈なんて 知らなかったろ?
苦しみの無い世界がこんなにも生きた心地がしないなんて 思いもしなかったろ?
でも、それに気づくと何故だか 風は吹かなくなったりする
明日の風はどう吹くのか分からないけど 昨日の風はとても気持ちよかったんだ 未来の風に不安は無いけど 過去の風に不安を覚えてるんだ もし又風が吹くとしたら きっと風を又恐れるだろうけど
それでも きっと今より数倍もの生きてる感覚 きっと今より何倍もの生きてる実感 それがある気がするんだ
あると苦しむけど 無くなるとそれはそれで苦しんだりする 矛盾だよな でも人っていう生き物は そういうもんだったりするんじゃないかな 少なくとも俺は そういうヤツだよ
mocco
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