千羽鶴
DiaryINDEXpastwill


2003年01月22日(水) 風の中の矛盾

風をあれだけ恐れていたのに
風が止むと風を求めずにはいられない

静かな日々がこんなにも退屈なんて
知らなかったろ?

苦しみの無い世界がこんなにも生きた心地がしないなんて
思いもしなかったろ?

でも、それに気づくと何故だか
風は吹かなくなったりする

明日の風はどう吹くのか分からないけど
昨日の風はとても気持ちよかったんだ
未来の風に不安は無いけど
過去の風に不安を覚えてるんだ
もし又風が吹くとしたら
きっと風を又恐れるだろうけど

それでも
きっと今より数倍もの生きてる感覚
きっと今より何倍もの生きてる実感
それがある気がするんだ

あると苦しむけど
無くなるとそれはそれで苦しんだりする
矛盾だよな
でも人っていう生き物は
そういうもんだったりするんじゃないかな
少なくとも俺は
そういうヤツだよ


mocco

My追加